これはいわば死に向かうロードムービーと言えるのだろうが、だとすればバラナシにおいても携帯電話を手放すことのできないラジーヴがどこに到達するのか、というところばかりが気になっていたのである。仕事ばかり…
>>続きを読む老いと死を見つめるインド映画としては、「あるがままに」や「おじいちゃんのラジオ」あたりと並ぶ素朴なネオレアリスモ路線。地味で渋くて淡々としてるけど後からジワジワくる系良作かと。途中ちょっと眠くなった…
>>続きを読む人間の「死」について描かれた作品なのだが、端々に感じられるユーモアと妙に迸る人間臭さで、観た後に静かに心を動かされる作品。インド映画だが、これ見よがしの「踊り」のシーンは出てこない。とはいえ、主人公…
>>続きを読む試写会にて。
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ある日死期を悟ったダヤは、ガンジス川を見にバラナシに行くという。
ついて行く息子は、自分の生活もあるのでどうにか家に帰らせようとするが、父の意思は固く、ガンジス川のほとりにあ…
10月6本目の試写会は「ガンジスに還る」。
若干24歳(撮影当時)の監督が撮ったとは、とても思えない、余韻の深い素晴らしい作品だった。
突然「死期」を悟った父が「解脱」の地 バラナシへ行くと言い…
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