Shizkaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Shizka

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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

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ホラーではある。たしかに怖いところもある、けれど、、、どんなに精巧にしても発想がチャイルド・プレイなので、響いてこない。

多分ダンスめっちゃ上手い女の子が演じているんだろうけれど、それ以外はどこかで
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.6

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どっかダサい。

奪うものがカギだったり、たかがコンピュータウィルスにやられたり、エンティティと言えば良いものをわざわざ「それ」とか隠語を使ったり、トムクルーズのぺちゃんこな髪型だったり、デカいレイバ
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口裂け女2(2008年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

夏なのでホラー。しかも2からという邪道。なんといっても川村ゆきえが見たかったのだ。

口裂け女の伝説はなんとなく知っていたけれど、今回の映画はその発祥譚なんだろう。なるほど確かに口裂け女の伝説になりそ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ノルウェー庁舎爆発させてからの孤島での乱射事件というのはなるほど、という発想。

庁舎が爆発すれば警察も大混乱になる最中の犯行なら確かに初動は遅れてしまう。それがより多くの犠牲を出したのだろう。

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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

女の子たちはわかったんだけど、、男たちが基本的に暗いところで写るか、前髪が長くて個別認識できず、それぞれのバックグラウンド感が大事なのに、誰がどういう問題を抱えているのかも分からなくなって完全ながら見>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自殺した彼女にどういう仕打ちをしていたのか、逆恨みからではないのか、非常に疑問が残るエンディング。

確かに彼女は女帝よろしく色々な采配を決めていたけれど、それって実力主義だったから、じゃないのだろう
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.7

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これはすごいものを見た!

単純にストーリーだけ追えば衝動殺人の女が記憶の怪しい消防士のところに逃げ込んで出産するだけだが、荒唐無稽さがないくらいにリアリティがある。のにSF!

まずは痛々しい! 乳
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スウィッチ(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

だいたい、警察のせいじゃない? よくまああそこまで杜撰な操作をするもんだ。何のために指紋をとったりしたのかねえ。

最初こそは大風呂敷を広げて、さてこれをどう回収する?と思って見れていたけど、彼女が警
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

1.8

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やっぱりビビアン・スーが好き!ということで、あまり興味はなかったけれどこの映画である。

どうしてこう、日本映画はわざとらしいか重すぎるかのどちらなのか。真面目にギャグ映画作ってもいいと思うんだけれど
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ママボーイ(2022年製作の映画)

3.3

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とにかくビビアン・スー! 大好きビビアンなのだが、映画鑑賞らしくストーリーに集中! しようとするが、でもビビアンが出てくるたびに、ぼけーとなってしまう。

あれだけ可愛いから無理があるんだけど、それで
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

なんだろうこの消化不良感、、、

オードリー初心者としてはいいのかもしれない。彼女の生涯、ウィキに書かれているようなことをビジュアルで説明してくれるのはありがたかった。

バレリーナからの女優、飾らな
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい!

ギレルモ・デル・トロといえば現実と幻想が行き来する大人のための童話が多かったけれど、これは真っ向から現実と詐欺を組み合わせて、不可思議要素を排除した故に入りやすい。

シェイプ・オブ・
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ネ、という仕事は知っていたが、へえ、こういう実態なんだなあ。

香水ばっかり作っているのかと思ったら、色んな匂いに携わっているんだなあ。猫のトイレから工場の悪臭まで。うーん、ネの紹介映画みたいだったけ
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海の沈黙(2004年製作の映画)

4.1

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その触れるか触れないかのぎりぎり、敵だけど愛してしまったけれど、仲良くすることができないあの感じ。それでも好きな人の匂いに包まれようとマフラーを嗅ぐあの感じ。

そして友人が爆弾を仕掛けているのに伝え
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初はどんなもんじゃいと思っていたけれど、いいねー ブレスレットを破壊するまではとても良かった。

あのパワポ! あれぞオフィスワークしたことのある人の発想だよね。大真面目にふざける、これですよ。
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小さな村の小さなダンサー(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからして村で有名になるのかと思ったら世界規模だった。しかも珍しく亡命してアメリカ人女性の結婚するという、なかなかないストーリー。本来ならばアメリカ人は中国人を相手にしないし、中国人は外国人を相>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

本当にリー・ワネルか?というくらい、彼独特の鎖的な表現が鳴りを潜めた映画。そもそもSFなんて世界から程遠いはずの監督がこんな映画を撮ることに驚きである。

それにしてもなかなか興味深いSFだった。チッ
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

月曜日にさんざん頭を使った後でデビッド・リンチなんて見るんじゃなかった。

しかも淡い80年代バリバリのミステリ、というか倒錯物語? 2人の人生を行き来してどういうことなのかを判らせるザッピングシステ
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

もはや主役もいなくなってシリーズの意味があるのかわからないワイルド・スピード。勧められたので見てみたけど、、、

いやあ、ひどいというか、ジョーク映画なのか?

とりあえず東京で日本であればそれでいい
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

タイトルにXとか付いているので本当に続編かどうか怪しみつつ、見てみたワイルド・スピード。

一作目を見てそんなにハマらなかったのであんまり見る気はなかったけれど、スリーまでは見てみないとダメとか言うの
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物語る私たち(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

この女優さんもこの監督さんもまったく知らないけれど、亡くなった人のことを家族全員で語って、いない人のキャラクターを形作っていく。なんだかとてもいい。

どの家族でもできそうだけど、その人がどんなふうに
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく終始「コピーキャット」感がつきまとうので、そこまで意外な結末ではなかったけれど、なかなかいい。

阿部サダヲの演技もいいし、彼女の演技も捨てたもんじゃないが、一番はやはり日本人特有の、同調圧
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まだEverythingはわかるんだ。なんとなく、ああ、マトリックスみたいな世界観で、パラレルワールドと接続すると能力がダウンロードされるんだな、とか。それで悪の組織と戦うんでしょ、という感じ。

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果てなき路(2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

起きた出来事だけを追えば単純ではあるけれど、途中の映画と現実が入り混じるところがとても難しい。

これはどっちなんだ?と考えさせるのが監督の目的だろうが、続きすぎ。飽きて見るのが嫌になった。もうやめよ
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

白黒が一層事実見を印象付ける。静かに狂気を見ている感じ。これは事実です、と言っているようだ。

殺し回るのは悪いことだし、あのひとたちに罪はないけれど、彼の言い分には共感するところがある。女性の権利を
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

こうやって映画になるってことは、とても有名な人なのかしら? 存じ上げないのだけれど、ペントハウスまで載っている人なんだから多分有名な人なんだろう。で亡くなったから映画が作られた、ということか。

テイ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・エガースにしては珍しくファンタジー、CGももりもり。前作のライトハウスから打って変わっててちょっと面食らう。

テーマがテーマ故にドラクエ的になってもおかしくないし、ただの厨二受けする映画で
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ピアノマニア(2009年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

場所でも、人でも、温度でも、マイクの位置でも変わってしまうのを相手に戦う調律師の苦労、すごいなぁ。

わたしはギターを弾くけれど、チューニングぐらいは自分でできても調律はプロに任せないとダメだし、その
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

見たことなかったダーティーハリー。こち亀でネタとして取り上げられていたけれど、なるほど納得。カッコいい。

荒野の用心棒を引きずっているキャラだけど、正義感があるのが違うところかな。それなのにどうして
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ソマリアの内戦の勃発のキッカケとか、その渦中にいた人とか、その当時がどんなだったのかとか、はとても良かった。

北と南の、化かし合いながらも脱出まで協力して、そして外部的な目があるところではまた猿芝居
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カジノ(1995年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

あのジョー・ペシが暴力ギャングをやっているところから?となったけれど、終わってみれば、うーん、なるほどなぁ。

そういえばカジノってカジノしゃなくてアトラクションショーになったのはいつからなんだろう、
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どうせ主人公は助かるんだろと思っていても、ギュッと見てしまう。途中の場面転換や、あわやというところもあってか、最後まで集中して見れた。あれこれ考えずに目の前のことにフォーカスできる、いい実話映画。>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

中国最後の皇帝、溥儀の一生ってこんなに波瀾万丈だったのか。

西太后から勝手な指名を受けて3歳で即位。出たくても出られず、周りは共和国になっていくのに紫禁城だけは変わらないまま。紫禁城から追放した日本
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

RBGのような女性運動は大歓迎だが、ラディカルな思想にはやはりついていけない。

とはいえ、この映画をみるとどれだけ女性か虐げられていたのかが良く分かるし、言葉で言ってもわからないから過激な運動に走る
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エレファント(2003年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何気ない日常をずっと見せ続けてからの、しずかな虐殺、ガス、・ヴァンサントらしい、「これ事実です」と映画全体が断っているかのようだ。

殺し回っている少年たち2人も平然とサバイバルゲーム感覚で学校を乗っ
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プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。(2013年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ゾーイ・カザンの映画はどれも彼女の魅力に溢れていて、素の彼女のはしゃいでいる行動が一番の見どころだったが、今回はとてもおとなしい。

おとなしい双子であることの役柄かそんなふうに見せるんだろうか。
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