ちょうど自分の産まれた年あたりのアニメ。初めて観たのは再放送だったかな?
最初はカミーユの横暴にも見える振る舞い、政治色が強く薄暗い展開に戸惑ったものの、見直したらめちゃ面白かったんですよね。
カミーユはナイーブで優しすぎたんだね…戦いを通して周囲の人が犠牲になり、普通の精神なら耐えられない。
彼を取り巻く女性たちも辛い。ずっとレコアさんだけは苦手だったものの、今思えばクワトロの態度こそ狡いし、ああもなるかも。
クワトロのことも嫌いになれないけどさ…未練たらたらのハマーン様の気持ちも分からんでもない。
アムロとの共闘は血が騒ぐよ。
殺伐とした感情のやり取りや強化人間のメンタル不安定さ、なんじゃこりゃとなる場面(カツとかシロッコとか)もあるけど、ファーストガンダムの続編としてこれ以上ないものでは。
地球連邦、ティターンズ、エゥーゴ、ジオンの残党と、正しいのはどちらかなんてシンプルなものではないとファースト以上に痛切に描かれていた。
全てを背負って耐えきれなくなってしまったカミーユのラストは衝撃的でした。
MSはハンブラビ(ヤザン込み)とリックディアスが好きです。
遠距離特化なはずのパラスアテネがめっちゃカッコいいので活躍して欲しかったなぁ。