さんかく

Devilman Crybabyのさんかくのネタバレレビュー・内容・結末

Devilman Crybaby(2018年製作のアニメ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

飛鳥了は、きっとみんなが好きなキャラ(笑)

Netflix独占配信アニメ、全10話。大人向け。みるからに鬱アニメなので「心がげんきなときに……!」となかなか手を出せずにいましたが、意外とあっさり観れました。

ほぼ原作準拠というプロットに関しては、壮大さと救いのなさに、そして今日までの様々な作品との共通点を感じて震えました。約50年前に描かれたことが本当に凄い……!
しかし、アニメ自体にはあまり引き込ませんでした。きっと好みの問題。……まあ感情移入したら精神的に危なそうなので、ある意味よかったのかもしれないです。展開がかなり早いせいもあります。(最終話はアニメーションがアート系方向にレベルが高く、見ごたえを感じました。)

湯浅作品、問題作『日本沈没2020』に続いてこれを観たので、湯浅監督って、エロ・暴力・終末(そしてラップ)をシュールに描くのが好きなのかな……?と。というか、日本沈没2020って、DEVILMANcrybabyでやり残したものを、明るめテイストで描いた作品だったのかな?とも思いました。日本沈没で見覚えのある設定やシーンが多かったように感じて。ヒロインが陸上競技者なところ、(原因は違うにせよ)人々が疑心暗鬼になり世が無法地帯化するところ、軽い感じで人が死んでいくところ……などなど。

湯浅監督、2作品観て、(自分とは波長が合わない)クセつよ作家というイメージを持ってしまったのですが、、『ピンポン』や『映像研』等のメジャーめ(?)作品を観たらイメージ変わるのでしょうか……?
さんかく

さんかく