ゴブリンスレイヤーⅡの3の情報・感想・評価

冒険者になりたかった。というゴブスレさんの独白が全てなんだよな。 立場は冒険者でも自身の在り方は駆除業者みたいなものである自覚があるからこそ。 子供の頃思い描いた自分と過去に囚われた自分。 下の世代には少しでも思い描いた自分になれるよう手助けしたいと思うようになったのは、間違いなく未来に進んでいる事だと思う。

「やりたいことと やらなきゃならんこと 出来ることは違う」 意味深い言葉だ。 「やりたいことを やらせてやりたい」 出来ることの一つが ギルド訓練場に集まる若者の育成なのだろう。 強くなりたい若者を強くしてあげたい。

遠い日の憧れと籠の中の鳥の暗喩。地味だけどグッとくる。 作中のキャラクターに固有名詞が割り振られていない意図と理由がよくわかる回。 勇者のような物語は自分には訪れない。 何者にもなれずとも、それでも、それでもだ。

ゴブリン穴から🕳️

箸休め回にして、男たちの酒を交わして、語り合う好きな回。何だかんだで槍使いってゴブリンスレイヤーのことをスゴく買っているよね。心の傷に苦しんでいる時には黙って酒に誘い、重戦士と三人で色んな気持ちを語り合う。こういうところを見せてくるの、本当にズルいわ✨