とぅん

GREAT PRETENDERのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

GREAT PRETENDER(2020年製作のアニメ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ畑の脚本のイメージが強いが、古沢良太がアニメの脚本にも進出してきたということで観たけど、面白かったな。
小手伸也がわざわざ声でも出演したり、コンフィデンスマンJPと世界観を共有しているようだった。

個人的にはかなり面白かったけど、+ultra枠はNetflixと組んで海外向けに作ってるのがコンセプトだが、この内容はどうなんだろうな。
日本人にはウケそうだなと思った。

足を洗おうとしても、あれやこれやの手でローラン率いるコンフィデンスマン集団のミッションに引きずり込まれるエダマメに笑う。
CASE1から4までの4章構成になっていて、とりわけこの章立てをフル活用したCASE4の大オチにはビックリした。
今までの伏線を総回収してたのが素晴らしい。
あのレバーでエレベーターから落ちてからの海っていう見せ方は、本当に騙された側と同じように呆気に取られてしまったな。

ラストもローランの彼女で、死んだと思われていたドロシーが死んでなかったって終わり方で、誰も死ななくて良かったなぁ。

キャスティングが吹き替えのイメージが強い声優陣が多くて、洋画っぽい感じが新鮮だった。
OPはTankばりのインスト、EDはフレディ・マーキュリーというのはこだわりを感じる。
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