とぅん

メイドインアビス 烈日の黄金郷のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場版を経ての第2期。

ボンドルド卿との戦いの後、笛に姿を変えたプルシュカと彼女が大切にしていたメイニャを加えたリコ一行が、深層6層の成れ果てが形成した村に辿り着き、村の闇に触れていくストーリー。

アビスの穴に潜っていったガンジャ隊が、身体を蝕む水を飲んで全滅寸前のところで、隊長のワズキャンが道案内につけたイルミューイに遺物を取り込んで、成れ果ての村を形成する。
ガンジャ隊に何が起きたのかをやる過去パートと、現在パートを交互にやって謎を見せていくの面白すぎてどんどん観てしまった。

今回も苛酷な展開が多くて、子どもができない体だったことで家族に捨てられたイルミューイが、遺物取り込み後に産んだ子どもが次々と死んでしまって、それをワズキャンが解体して調理してたのが一番キツかった。

やはり最終的には愛という強い物語なのだけど、よくこんなキツい話を思いつくよなぁ。
それと、途中のミーティの件は泣きそうになっちゃったよ。ナナチ最高だよ。

最後は崩れていく成れ果て村の中で、深層6層の原生生物との死闘の末に、イルミューイの最後の子どもあるファプタが仲間に加わるラスト。

ボンドルド卿もそうなんだけど、今回もワズキャンという軽いトーンで残酷なことをやってのけるおじさんが出てくるの本当に良いなぁ。

1期からは5年も経っていたんだな。
続き作るの大変なのかもしれないが、気長に待つとしよう。
とぅん

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