このレビューはネタバレを含みます
まさかのエドガー・ライト監督の「スコット・ピルグリム 邪悪な元カレ軍団」からほとんどのキャストが声優として続投したアニメシリーズ。
今作はNetflixシリーズで、アニメ制作があのサイエンスSARUというのが個人的にはツボだった。
映画版とは1話の途中まで一緒だけど、スコットはあっさり死んでしまったと思われたけど、ラモーナが彼を探しにいくという流れ。
今回はラモーナが主人公なんじゃないかっていう内容だったな。
スコットは何者かにポータルでどこかに連れ去られて、死んだ事になっていただけということで、ラモーナが邪悪な元カレ軍団を一人一人訪ねて犯人かどうかを見極める展開になっていく。
ということなので、全然映画版と違うし、スコットは途中ほとんど出てこないし、何なら映画版はちょっとメタ的な扱いで登場するしな。
ラスボスはやっぱりスコット自身だったっていうオチだけど、解決するのはスコットじゃなくて、未来の自分と融合してスーパーな状態になったラモーナっていう。
スコットが中心だった映画版とは違って、全体的に他のキャラにもフォーカスした内容で、これはこれで面白かったな。