なんとなく観始めたが面白くて一気見してしまった。
原作未読。
良くも悪くも様々な作品の要素をかき集めたキメラ的な作品でありそこを楽しめるかどうかが大きいと思う。
「このキャラデザまんま〇〇じゃん！この設定やこの能力は〇〇で見た！だからダメ！！」ってモードになりやすい人にはおすすめ出来ない。
□良かった点
・上記の様にあまりオリジナリティはないもののキャラクター達は魅力的。主人公が気持ちのいいタイプの性格なので観ていて楽しい。
また、敵サイドが仲良い作品が好きなのでその点は良かった。
・呪いや妖怪(？)のデザインが気持ち悪くていい。
・毎回オマケあるのが嬉しい。
・最初のOPとEDが映像も曲もイカす。
・作画がいい。
■イマイチだった点
・原作未読な為アニメに限っての話になるが、時系列入れ替えに頼りすぎ。
効果的に使われているところはまだしもこれ意味あるか？と思ってしまう場面も多かった。
同じ感じで、回想に頼りすぎ。登場人物の人となりを会話や仕草ではなくすぐ差し込まれる回想や独白で語ってしまうのでキャラクターに感情移入はしやすいが、戦闘中に毎回毎回挟んでくるのでえらくくどく感じてしまった。
・複数箇所で話が動いているのを描くのが上手くない。
「この緊急事態にあいつ今何してんの？！」となる様なシーンが多かったり、時間軸がよく分からん描き方が多かった。
・序盤でもっと雑魚を倒す話や1年ズ3人での話を観たかった。
また序盤からガンガン特級が出てくる為その後の階級の設定とバランスが取れていない。
