ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の3の情報・感想・評価

エピソード03
大好きを叫ぶ
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あらすじ
生徒会長・中川菜々の正体はスクールアイドル・優木せつ菜だった?!押しかけた果林たちによって正体がばれてしまった菜々。かつてのスクールアイドル同好会のメンバーはせつ菜としての真意を問いただすが、菜々は無言を貫き、「優木せつ菜はもういません」とだけ伝える。自分の気持ちごとせつ菜を封印し、生徒会長として過ごすことで、全てを忘れようとしていた菜々。そこに聞こえてきたのは侑がピアノで弾く『CHASE!』のつたないメロディだった。
コメント3件
平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

“好き”に対する違いの負い目、好きを素直に言えないことを、“ラブライブなんて出なくていい!”に集約させるとか…既に涙出そうなぐらい、エモーショナルでスゴかった。 生徒会長の設定も過去作とは打ってかわって、脅威じゃなくて、苦しんでいる一人の人間にしてるのが、覚醒した屋上での復活ライブに繋がって、また何か感動するし、破壊力が桁違い! また楠木ともりさんが本当にスゴかった(何度言うんだ“スゴかった”w)。この人の「バニラ」にしても、エモーションを歌に乗せるのが本当に素晴らしくって、そこに熱い芝居つき。この人ちょっとスゴすぎない!? 再見で新発見、メチャクチャ多しの傑作回! サブタイがメインよりも上にあるのも納得です✨
コムギ

コムギ

生徒会長がメガネを外し、おさげを解いて“優木せつ菜”になるシーン最高だったね。 3話のサブタイトルにもなってるし、2話もそうだったけど「自分の好きを貫く」みたいなものが根底にあるテーマなのかしら。 「ラブライブなんて出なくていい!」って台詞がすごく引っかかります。
いいね!4件
AYK

AYK

このコメントはネタバレを含みます

やっぱりこの回が虹学🌈とその他シリーズを大きく分けるとおもうんですよね。「普通」のスクールアイドルを描いている感じ。 「だったらラブライブなんて目指さなくていい!!!」っていう発言が一番基なんだけれど、そのバタフライエフェクトですよね。 スクールアイドル創世記→スクールアイドル拡大期→スクールアイドルアイドル成長期に挟み込まれた「スクールアイドルが楽しい!」に特化した虹学を置くことによって、多様性が生まれるというか、やっぱり一番は「大好き」って気持ちなんだなって。 Liella!ちゃんは「勝つ」ことにこだわる気持ちをもって終わったけれど、そこが映えたのは「普通」を一回挟んだから。気持ちいいスポ魂は大好きだけれど、それだけじゃなくって、自分の「大好き」を貫いて、良しとされている価値基準に則るだけではなくて自分のやりたいことをみんなと協力してやり遂げていく感じ。 ゆうぽむが色々言われがちだしそこはそこで超好きなんだけれど、「普通」のスクールアイドルを一度挟む、しかもそれが箸休めレベルのものではなく一本映画作れそうなくらい個々人のストーリーを踏まえながら作り上げたことが、ラブライブシリーズ全体として大きな価値のあることなんじゃないかなって思いました。