“こっそり鍛えて、世界最強。”
2017年1月から「小説家になろう」にて連載が開始された（書籍化に伴いWEB版は後に削除された）瀬戸メグルさん原作のライトノベルをアニメ化。貧乏貴族の主人公が偶然出会った冒険者からユニークスキルを贈呈されるハーレム・ハイ・ファンタジー。シリーズ構成・脚本は「ヴィンランド・サガ」1期で各話脚本に参加した猪原健太さん。
主人公のノル・スタルジアは貧乏貴族スタルジア準男爵家の三男で、就職が決まっていた司書の仕事を別の子爵家のコネで奪われ、途方に暮れてる最中だった。母親から（就職先で困らないからという理由で）英雄学校を薦められるも、実力の不足自覚でまるで見込みはなかった。そんな時、幼馴染みのエマ・ブライトネスから（ノルの）スキル・大賢者のデメリットを打ち消す方法を発見。そんなこんなで向かったダンジョンでノルが出会った人物は……
溢れかえる異世界アニメで「バカ」と「ハーレム」の猛進で独自性を出そうとしたのか、そこは正直知りませんが、結論から言ってしまうと「倍速視聴案件」です。
とにかく何か主人公のノルが好きになれんというか、今時こんな唐変木主人公ってどうなんだ？ ヒロインらもあれやこれやとノルに惚れた腫れただし、魅力的であるからこそ、逆に好きが離れてく……そもそもこの手にしっかりとした物語を期待するのがお門違いかもしれないが、にしたってこれはなぁ……今更感が拭えんな。
このレビュー書いてる時点でパッと思い出すことが、結局エマ・ブライトネスの健気さ・巨乳なんだよね。ただこの場でこういう言葉を使っていいのか分からんが「パンモロ」が過ぎるというか、そこで一気に萎えてしまって……
これからのハーレムアニメは大変だって考えました（何の心配？）ｗ
