パウロがもうこれでもかってほどクズすぎて、知り合いにいたら即効音信不通不可避なレベルなんですが。
彼だけでなく、ギレーヌやあのウマヅラのひと(名前忘れた)みたいに、いいひとがもとからいいひとではなかったり、悪人がとことん悪人ではないところなんかもなんだかリアルに感じました。印象的でした。
ひとは変われる、というところがテーマにあるからでしょうか。
聖人君子なんていない。
降って湧いた不幸やその場の感情にまかせてしまって、往々にしてひとは間違える。
でもだからといって完全に世界を拒絶してしまっては、目の前にある救いにだって、気づかなくなってしまうのですよね。
なんとも甘ちゃんなおはなしですかね。でも好き。16話、17話がとにかく白眉で、シラフなのに眼球から焼酎が定期。
最終話の演出もよかたですね。ルーデウスがまたもや惣流的なラングレーとかぶりましたが。
21話がサブタイに恥じない怒涛の展開を見せたので、すわここからいよいよ最終決戦か?!(なんの?)と鼻白んだりしたのですがあっさりと尻すぼみでガックシでした。
王道ツンデレなエリスもいいですが、推しはチョロそうでまったく落ちそうにないムッツリロキシー師匠。