ワンダーエッグ・プライオリティの10の情報・感想・評価

エピソード10
告白
拍手:5回
あらすじ
アカと裏アカがねいるの秘書と共にいる場面を目撃したリカは、3人の関係性について詰め寄る。そこで明かされた彼らのとある秘密。さらにはそこへ、桃恵から「男子に告白され、デートをした」との連絡が入る。突如舞い込んできた恋バナに興奮気味のアイたちだが、桃恵はなぜか浮かない様子だった。そして日常の裏では、エッグの世界での戦いが激しさを増していき……。
コメント7件
灰

後半怖すぎた、
アルバス

アルバス

言葉になる絶望は本当の絶望ではない。 身体の芯から震え、耐え難い感情に晒されるのが本当の絶望である。 10話はそれを荒々しく象徴する回だ。 ここまで人が成長していく過程を丁寧に描かれていた。 だが同じように人が壊れていく瞬間も残酷なほどに克明に描いていた。 この感情の移ろいを描き出すストーリーに心惹きつけられずにはいられない。 そんな10話だった。
ひろくん

ひろくん

このコメントはネタバレを含みます

この前の回に比べてやや作画の派手さが落ちつく回ではあるが、そのために“構図とカメラワークに語らせる”すべに長けていることも理解される。アイが三人の後ろから「用事がある」と言い三人を追い抜いて駆け抜けるショットを流れるような横へのパンニングと止めで描く。その流れのまま左側へとショットを跨いでぐんぐん進むアイが、最終的に左端の隅に配置された自身の描かれた絵に辿り着く。自分自身の似姿ー少女の母親のそれでもある絵へと。少女が未来を夢見た先生は、逃れがたい起源としての母へと回帰する。失恋と同時にアイは気づく。母という絶対的な存在のことを。
slow

slow

桃の抑えきれない「可愛さ」で視聴者達を56シにきてる回。心の中の性は表に見せなきゃね。そうじゃないと誰にも分からない。人間は超能力者じゃないんだから。 …しかし男の子の心を持った女の子、ワンダーエッグのキャラで一番好き。女の子ぽい格好だったのは周りの視線に応えて女の子である事を強いられてきたからなのかな。SNSやったら絶対人気者になっただろうな。それなのに…しんどい。 先生は怪しいし、バケモン出てきてガチホラーに…フツウのアニメなら希望に向かって行くはずがどんどん闇の深淵に溺れていく…一体この作品は何処へ向かってるんだ…
虎舞羅ーコブラー

虎舞羅ーコブラー

このコメントはネタバレを含みます

今回の敵は一番胸糞悪いし醜いな…。 信頼していた先生による性暴力、そして妊娠。マイノリティを受け入れようとしない思考。その汚らわしい欲望の塊の様な敵だった。 そして凶気の敵。頭が蝶の繭の様で、行動まで狂っている。 いよいよ最終章、ハードになってきたな…。
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なんくるある

なんくるある

大戸アイ「先生、私聞きたいことがあるんです。小糸ちゃんはなぜ死んだんですか。」
平田一

平田一

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桃恵に春がやって来た。 不穏な伏線押し退けるほどにコイバナは強かった。 けど今回一番ツラく、一番醜い敵だった。野島さんの作風もかなり話に溢れてた。 性暴力、マイノリティを受け入れられない視野偏狭。その事に怒り爆発、許せないから戦う桃恵。希望の終了だと思った…矢先の狂気の新展開。 全クリに隠されていた、理解が追い付けない"脅威"…クリア前の積み木を突然、倒されたときみたいに、咀嚼の暇も与えてくれない…まるでジェットコースター。 決断に踏みだしたアイのラストもひっくるめ、スゴい展開目白押し。 なる早で見れたら是非!
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