頭文字D Second Stageの6の情報・感想・評価

エピソード06
さようならハチロク
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あらすじ
ミスファイアリングシステムを搭載した京一のエヴォ3はコーナーからの立ち上がりで目覚ましい速度を披露。S字のカウンターアタックでハチロクを抜き去った。続く直線でさらに差を広げようとするエヴォ3。対する拓海は必死に追いすがるべく、アクセルを踏み込む。いつもなら拓海の動きにハチロクは応えてくれるはずだった。ところが突然、エンジンルームから異音が鳴り響き、白煙を噴き上げたハチロクは動きを止めてしまった……。
コメント8件
オールド

オールド

自分じゃどうしようもないものを引き受ける。
いいね!1件
青

拓海の86への愛情がよくわかった。 クレイジー文太が超能力を発揮して息子のケアに当たる回でもあった。パパしてた。
8823peメモ

8823peメモ

このコメントはネタバレを含みます

須藤京一…強い。ここで拓海を放置するレッドサンズの面々へのツッコミは野暮。文太いい父親だ。 ★「そういうことか、奴はコースを知らないからな。先行だと限界いっぱいまでは攻め込めていなかったんだ。だが後ろにつけば俺の突っ込みを参考にコースの先を読める。たいしたもんだぜ、あんな非力なポンコツで。エボとハチロクの立ち上がり加速の差を考えれば、奴は俺より速いスピードで曲がっている。信じられないことだが、神業のようなコントロールだ。どうする、タイヤの負担を覚悟でペースを上げるか、それとも…それともこの先の直線区間まで待ってイージーにパワーを上げるか!…俺らしくもない。答えは初めから決まってるはずだ。ペースを変えたりはしない。ここでカッとなってチャージするのは愚の骨頂だぜ。恐らく清次はそう言う負け方をしたはずだ。タイヤの負担をコントロールしてこそ一流。普通のことを普通にこなして勝つのみだ」 「差は開いていない。むしろ縮まってるらしいぜ。ハチロクは秋名の時より速いくらいの突っ込みらしい」「だろうな」「だろうって…兄貴」「赤城の峠の中間セクションは中速のS字コーナーの連続だ。このセクションでは一つのコーナーから次のコーナーに向けて全開する時間はほんの一瞬にすぎない。残されたほとんどの時間は左右どちらかの横Gとの格闘になる。ミスファイアリングシステムを搭載した京一のエボ3はコーナーからの脱出速度ではハチロクを寄せつけない。これに対してハチロクはコーナーへのアプローチでその差を詰めるしかないんだ。唯一の利点である軽量を頼りにギリギリのレイトブレイキングで突入し、四つのタイヤのトータルなグリップ能力のありったけを注ぎ込んでコーナリングスピードに変えていく。膨大な量の走り込みで自分の体の一部のように馴染んだハチロクがパートナーでなくては到底実現できない奇跡的なパフォーマンスさ」「まだ諦めちゃいねえな、藤原は」「恐らく、諦めるなどという感情はないだろう。奴の意識は今マシンと一体になっている。それだけだ」BGM - GOODBYE YELLOW BRICK ROAD 「目一杯コーナーで詰めたつもりでもほんのちょっとの全開区間で隈なく取り返されちまう。これがパワーの差か」 ユウイチからの電話で拓海が赤城山にいるかもしれないことを知る文太 「よくぞここまでついてこれたな。褒めてやるぜ。まるで曲芸だ」 ★「頃合いだぜ。ダラダラS字セクションも丁度終わる。次のコーナーを立ち上がって、エンジン全開。俺自身もここからが全開ドライブだ。一瞬で終わるぜ」「!…走りが変わった」「このバトルで初めて繰り出すフェイントモーションからのこのアグレッシブなドリフトは、俺が勝負を決めに行くという意思表示だぜ。長いストレートとはお世辞にも言えないが、ハチロクを振り切るには十分だ」 ★「レースの世界ならエンジンブローは負けなんだがな。初めに言った通り、俺はバトルしたつもりはないからな。現実ってもんがよく分かっただろう。その車はもう寿命だぜ。完全にエンジン終わってるだろ。いい機会だからハチロクはもう潰したらどうだ。いくら速くコーナーを曲がるテクニックがあっても速い車と遅い車の差は歴然としている。俺と競い合えるだけの車に乗り換えるまで勝負は預けとくぜ」 ★「何かあったのか」「こんなもんさ、ハチロク相手に。余興みたいなもんだからな」「余興?フッ、それにしては余裕がなかったようだが?7「ん?いや、余興にもなんねえな。これからって時にエンジンブローでハチロクはオシャカだ」「エンジンブローだと!?バカ野郎が!」 「当然の結果だ。だが、分からねえ。なんだか物足りないぜ。俺は何かが起こることを期待してたのか?あのハチロクだから」 「メインイベントは週末までとっておこう。楽しみにしてるぜ」「余裕こいていられるのも今のうちだぜ。高橋涼介、お前をぶちのめして群馬エリアを俺たちエンペラーが完全制覇するぜ」 ★「大好きな…大好きな俺のハチロク…」 ★「どうして分かったんだ?」「んん?」「こうなっちまったことをさ」「なんとなくだ」「なんとなく?」「ああ」「あのさ、オヤジ」「なんだ」「俺、バイトして貯めた金、今通帳に20万ぐらいあるから…多分足りないと思うけど、エンジン直すのに使うよ。その金」「フッ、20万どころじゃねえよ。お前は結構金持ちなんだ。中学ん時から豆腐の配達してただろ。お前の名前で貯金してある。飲みに行く時たまに借りてるけどな」「だったらそれで直してくれよ」「無理だ」「そんなに金かかるのか…いくらぐらいかかるんだ?」「そういう問題じゃねえ。直すのは無理だと言ってるんだ」「え…」「クランクシャフトとコンロッドを繋ぐピンが折れた。暴れたコンロッドが内側からブロックを突き破ってボッコリ大穴が空いてるんだ」「俺のせいだ…俺が無茶しなかったら、こんな事には…」「エンジンはもうダメだ。載せ替えるしかないだろう」「載せ替える?」「ああ、よその車に載ってたエンジンだけどっかから持ってくるのか?そんなんじゃ直ってもなんか違う車みたいでやだよ。あのエンジンは特別なんだろ?せっかくオヤジが色々手を入れてよくしたんだからさ。なんとかして直そうよ。金足りないなら借金してでもさ。俺のバイト代も全部出すからさ」「そこまで貧乏じゃねえよ」「じゃあなんでよその車のエンジンなんか…」「直るもんならなあ。直るもんならそうしてもいいが、ダメなもんはダメだ。このエンジンはもう使えねえ。そういうことだ」 ★「拓海、お前、エンジン壊れたの自分のせいだと思ってんだろ。勘違いすんな。たまたまお前が運転してただけだ。お前のせいじゃねえよ」
氷頭

氷頭

良い回😭😭😭泣いた😭😭😭初めてみた拓海の涙…拓海も拓海の父ちゃんも好き…
ゴキゲンスリム

ゴキゲンスリム

俺が勝負を決めにいくという意思表示だぜ…! 拓海いつの間にハチロクのこと大好きになったん😭
青T

青T

泣いた。思ってたより86に愛着湧いてたよね。。
三三二

三三二

子供と親って感じがして好きな話
はるちゃん

はるちゃん

車壊れて泣いちゃう拓海くんほんと良い子。走りはすごくてもやっぱり子ども。お父さんほんといいお父さんで羨ましい。