ネトフリ。25分が4本というのは、すごく手頃な長さ。やっぱり長さは重要。何も知らずに英語で日本語字幕で見はじめたのだけど、なんと日本のアニメだったのね。(ところで、ついにフィルマークスにアニメのコメント書くことができましたぜ。これはうれしい)
監督の入江泰浩さんをウィキで検索すれば、そうそうたる経歴だけど、アニメ業界の現状を危惧していらっしゃる人でもあるみたいですな。そういう人に仕事をさせてあげられるのがネトフリというは、さもありなんというか、やっぱりというか、残念ながらというか、むしろどんどんやってくれよ、というネガポジ入り混じる複雑な気持ちではありますよね。
お話としてはよくできてるし、こんなもんだと思うのだけど、やっぱりアニメってフルCGだと微妙なところがのこるんだよね。ロボットはそこそこ。でも人間が難しい。決して悪くはないんだけど、なんだか人形遊びしているみたいじゃない。
アニメーションというものには、ある種の魔法を見たいじゃないですか。『鉄コン筋クリート』とか『ポニョ』とかみたいなさ。あれはお金がかかるというはわかるし、背後にはブラックな労働環境があったのだろうけど、けっかとしては魔法のアニメが生まれるという矛盾。
いやね、楽しんだんだけど、そんなことをふと思ってしまったわけですわ。