エロゲっぽく見えるけどエロゲではない。
キャラデザが萌え寄りなので抵抗はあるかもしれないが観ていない人は絶対に観て欲しい作品。
なぜかというとキャラそれぞれのエピソードも秀逸ながら、この次の2期が個人的なオールタイムベストの一つになっているため。
2期は1期のメインヒロインである渚との後日談になっている。というか後日談ではなくこっちがCLANNADで語られるテーマの本質になってくると思う。こっちはこっちで面白いが。
おっさんになるとギャグというかシナリオの麻枝准のギャグセンスが辛くなってくるけど、それに目をつぶるとエピソード本来の良さに気がついていくと思う。
しかし注意事項もある。
ギャルゲーだが前述の通り、2期がメインヒロイン一人に絞られていくため、他のヒロインとは恋愛関係にならない。ということはある人にとっては推しの人には辛い展開があることを留意しておく。おまけ会 回で救済されているキャラもいるけど！
おおむねの流れは、メインヒロインである渚が文化祭で舞台を演じるのでそれを成功させるために主人公たちが奔走する、というもの。その合間に各ヒロインのエピソードが差し込まれていく形。
各ヒロインについて
伊吹風子
姉の結婚式にみんなに参加して欲しいという願いを持っており、主人公が協力する。
ギャグ要因ではあるがエピソードとしてはジャンルが泣きの方を特に自分は泣かず。
一ノ瀬ことみ
学校側からサボりを容認されている天才少女。彼女のエピソードは評判が高い。確かに高いが話のスケールがでかいので異質に感じやすいかも。個人的にも感動的なエピソード。おっぱいがヒロインの中で一番大きい。実は子供の頃、面識があったというメインヒロインのような設定があるが、アニメでは好意という感情を主人公に向けない。エピソードが終わった後は空気になってしまっているのが否めない。
藤林杏
双子の姉で主人公とは悪友関係。かわいい。妹は主人公のことが好きで、背中を押そうとするが仲自体はこちらの方がいい、ということは…？かわいい。
悪友という関係がやきもきして好き。かわいいしおっぱいも大きい。
しかし彼女のエピソードはゲームでは設定が設定だけにドロドロになるが、本筋が渚のためエピソード自体はオミット。しかしかわいい。
だが妹を推そうとして自分にも葛藤がある、という演出はそこかしこにしっかりされている。そして18話のあるシーンで双子共々諦める、という描写がある。
ここがめちゃくちゃ切ない。せつねえええ！笑
だがしかし！円盤には彼女のメインエピソードの話があるので！声優の広橋涼の声が素晴らしいし可愛い。
坂上智代
ある理由で生徒会長に立候補するが、腕っ節は作中随一。アニメでは彼女が生徒会長になれば渚の舞台の準備が進むということで、主人公も協力する形になる。かわいい。おっぱいが大きい！
藤林杏とは違う感覚の友人関係で後輩だが、明確に主人公に思いを寄せる描写はなく、会うたび会うたびに関係が構築されていく。かわいい。
主人公が停学した時には、通い妻のように朝ごはんを作りにくる。かわいい。
声優の桑島法子の声が素晴らしい。かわいい。しかし彼女も18話で藤林姉妹共々フラれる。かわいいのに。
と思っていたら！彼女ルートの話がおまけであります！！GJ！！
各ヒロインのパートが終わればメインヒロインの古河渚のパート。後半にかけてドキドキするが、渚の父がなんとかしてくれる。
ここのセリフはクサいけどこういう親になれたら良いなって思えた。
親どころか、だんご大家族になりたいんです。嬉しいことも悲しいことも全部まるめて。
エンディング曲はみんなの歌にしても良いのでは？笑
2期を必ず観ましょう。これを観られればあとは楽です。
