※原作未読
『CHAOS;HEAD NOAH』から始まる科学アドベンチャーシリーズに含まれる一作。
オカルト・超常現象を科学的な観点から検証・解明していく筋道が面白い。
第1話冒頭から見て取れるようにオカルト要素を際立たせる見せ方や演出も見所。
今では監督を務めるようなスタッフが絵コンテ・演出を手掛けた各話数から目が離せない。
原作が文字媒体だからこそ、画面作りの自由度が高い。
特に神戸氏の絵コンテ回(#5、#10)はそれが顕著。
そうした画面内での作画面も見所多く、時折入るリアル調な動きがシリアスな展開に合っていた。
そして、飛び道具的な画面が多々見られた末の最終話。我聞と仲間の別れは正面Fixで堂々と映すのに揺さぶられてしまった。
石浜氏ディレクションのリズミカルで情報量のあるOPから、次回予告も入れたED、毎話異なるエンドカードまで、本編以外でも楽しめる要素満載。
お気に入り話数:6、12
個人的に苦手なオカルト・ホラー要素があるので放送当時は未視聴だったものの、もしリアルタイムの深夜帯で視聴していたなら、また新鮮な映像体験ができたんだろうなと思ったり。