松風天馬伝説の最終章なのに新キャラで埋め尽くされているが、新しいものをやろうとする心意気は買いたいし、天馬がキャプテンとしての成長、主人公としての魅力が存分に表れていた意味では集大成に相応しい。
メンバーが一新されるGO1と比較してもアースイレブンの印象がとても良い。バックボーンが突飛でないため感情移入しやすく、横の繋がりが強いのが表れていて良い。専門がサッカーでは無いので各キャラに個性があり、弱小から成り上がっていく様はFF編の雷門を想起させる躍進劇である。
ついに本物の宇宙人とご対面する後半部分はイナイレシリーズの中でも相当異色に映るが、各星の事情と向き合うスターツアーズにしっかりと仕上げられていて飽きない。