エピソード10
クラモリ・廃工場の灰羽達・ラッカの仕事

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あらすじ
少し落ち着きを取り戻したラッカだが熱は下がらない。看病に疲れ仮眠をとったレキは夢を見た。繭から誕生した時の自身の忌まわしい記憶。寄り添ってくれた自分を育ててくれたクラモリと同じ年齢のネムの姿。目を覚ましたレキは再びラッカの部屋に向かう。カナの買ってきた解熱剤では熱は引かず症状は改善していなかった。苦しむラッカを見てレキはひとり灰羽連盟の寺院へと向かう。レキは症状に効く薬草がそこにあることを知っていた。 レキを迎え入れたのはラッカを助けた話師だった。ろくに看病もせずにラッカを追い出したと話師を責めるレキに話師は ラッカが既に罪憑きの試練を乗り越えたことと、レキに残されてた時間が残り少ないことを告げる。
平田一
たろさ
©安倍吉俊・光輪密造工房