エピソード11
別離・心の闇・かげがえのないもの
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あらすじ
寺院での仕事を任され、一人前の灰羽として生活するラッカ。年少組のダイの引っ越しに付き添い、別な灰羽の居住区を訪れたラッカは偶然にもレキの過去や心の傷を知ってしまう。 自分の名の起源でもある「夢」を思い出せないレキ。自身と同じように拠り所のない悲しさを誰よりも感じながらも自分を助けてくれたレキの背負ってきた苦しみに気づいたラッカ。キの助けになりたい一心でラッカは再び、灰羽連盟の寺院を訪れ、話師に相談をする。だが話師は残酷にもラッカにレキに残された時間は少なく、更にレキを救うことは、自らレキとの別れを招く行為であることを告げた。
平田一
たろさ
©安倍吉俊・光輪密造工房