友二朗

コードギアス 反逆のルルーシュR2の友二朗のレビュー・感想・評価

5.0
「これはイレヴンに対する差別ではない、区別だ!」

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴様等は 死ね!」

アーカーシャの剣

「四星剣とは虚名にあらず!!」

「どうして..僕を?」
「お前が弟だから。植え付けられた記憶だったとしても、お前と過ごしたあの時間に嘘はなかった。約束したからな、お前の新しい未来を」

シーズン2、より魔王ぽくなったなルル。
C.C.ピザチャレンジ再び嬉しい。

「いや 猫とトマトはセットではない!」
「こんなの、俺の、ジャンルじゃ..」
歓迎祭の平和さ好きすぎる。

ナナリー!? すごい展開..

「やり直せる筈です。人は!」
行政特区日本再案。

紅蓮可翔式、アイアンマンのヴェロニカみたいなことなっててかっこいい。

「ナナリーが望む未来、ナナリーが望む明日、それには俺が、ゼロが邪魔だ」

「幸せに形があるとしたらそれはどんなものだろう。そうだな。それはスザクが言っていたようにガラスのようなものかもしれない。だって、普段は気付かないから。でも確かにそれはあるんだ。その証拠にちょぅと見る角度を変えるだけでガラスは光を映し出す。そこにあるのだと、どんなものよりも雄弁に存在を主張するから」

「優しい世界はこんな近くに。偽りの記憶に汚されても尚、透明なガラス色でいつもずっと、ずっと....」

「勝ち過ぎると、その先には敗北が待っているから。人は誰でも希望を探しているんだ。勝つということはそれを踏み躙ってしまう。敵も味方も同じなんだよ。皆、何かを求めている筈だから」
シュナイゼルまじですこ

セシルの私服エロすぎやろ

「君は前のゼロと同じ?それとも」
「ゼロの真贋は中身ではなく、その行動によって測られる」
「アハ 哲学だね」

「日本人とは、民族とは何だ?言語か?土地か?血の繋がりか?」
「違う。それは心だ」
「私もそう思う。自覚、規範、矜恃。つまり文化の根源たる心さえあれば住む場所が異なろうともそれは日本人なのだ」

「全てのゼロよ!ナナリー新総督のご命令だ。速やかに国外追放処分を受け入れよ!どこであろうと心さえあれば我らは日本人だ!さあ、新天地を目指せ!!」
凄いなまさかこんな手が。面白い。

「これって、どうなるんですか?」
「さあ、ゼロは偶像じゃなくて象徴..ううん、自分自身を記号にしちゃったって事だから」

アーニャ可愛いな。

政略結婚まで。あんまり沿わないアニメかと思ったら物凄く実直で。

「永続調和の契りを」

ミレイほんまにすこすこ。
ニーナだっるいまじで。なんじゃこいつ。

「王から動かないと部下は付いてこない」

ニーナのヒステリックさがまじで無理や。
このアニメ見続けようか迷うレベルでしんどい。
これ以上これ書いたら変な感じなるからニーナについてはもうこれで書くの辞める。

「こんな形で外に出る事になるなんて。初めてが終わりになるなんて。もう2度と帰ってこられないのね。私は..私は...」

「覚えて.....おられた...
 我が心に迷いなし!!」
天子と星刻の関係すこ

天愕覇王荷電粒子重砲vs輻射波動砲弾

「情けと判断は分けるべきでは?大望を成す為には時に犠牲も必要です」

「星刻に教えてやる。戦略と戦術の違いを!」
「あ、ああ」
「ありがとう、ゼロ」
このメガネがここで"ありがとう"って言うの深いな。

「そう。例の灌漑干拓地ですよ。癒着による手抜き工事とその結果はゼロも知らない」
すげえな攻めてんな。小学生が見ても分からんやん。

「我らに勝利を齎すのは我が国の大地そのもの。ゼロ、お前の負けだ!!!」

「認めよう星刻。先にお前を落とすべきだった。私と期する知略とスザククラスの武勇。天は二物を与えたというのか」
「でも、時間だけは与えて下さらなかった」

天帝八十八陵、援軍なき籠城戦。
S.W.帝国の逆襲パターンすこ。

「戦争とは外交の一手段に過ぎません。ただし最も非効率的な」

「どう考えてもやり過ぎだが、佐世子は天然だから指示を出しても無駄か。仕方ない、明日から体育の時間はアイツに」

「くっ!迂闊だったな、アーニャまで一般常識に欠けていたとは...!」

「キスされると思ったんでしょ」
「ああ、あ、その可能性の問題として」
「ルルのエッチ」

「勝負ありか」
「でも少しは本気だったのでは?」
「え?うん...ほんのちょっと、ね」

「うむ!これにてモラトリアムとか、色々終了〜!」
平和すぎすこ

シャーリーだるい事ばっかするやん。悩みも葛藤も全然分かるけど、引き起こすトラブルと後の開き直りが釣り合ってないように思える。

「ルルが全部忘れさせてくれたのに、それでもまたルルを好きになった。記憶をいじられてもまた好きになった。何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる。これって運命なんだよね?生まれ変わっても、何度でも、何度でも、好きになるから」

「我が願いは死ぬ事。私の存在が永遠に終わる事だ」
「馬鹿な..お前は死ぬ為に俺と契約したというのか?死ぬ為に生きてきたと?」
「この世の節理はそこにある。限りあるもの。それを命と呼ぶ」
「違う!生きているから命の筈!!」
「同じ事だ。死があるから人は生を自覚できる」
「言葉遊びだろそんなことは!!」
「しかし人は死ぬ」
「だとしても!この世に生まれた理由が、意味が...」
「知っているくせに。そんなものはただの幻想だと」
「死ぬだけの人生なんて悲しすぎる!」
「死なない積み重ねを人生とは言わない。それはただの経験だ。お前に生きる理由があるのなら私を殺せ。そうすればシャルルと同等の戦う力を得る。....さようならルルーシュ。お前は優し過ぎる」

扇、おめえはいっつもそうや。勝手に悩んで抱え込んで、自分で決断し変えられる事なんて1つもない。ずっと誰かに懇願し追いかけるだけ。お前一体何がしたいん?

「私に発現したギアスは愛されること。心の奥底で私は、私は誰かに愛されたかった。願いは叶った。ギアスのおかげで私はあらゆる者に愛された。でも、愛され過ぎてその内本当の愛が分からなくなった」

「貴方はまだ此処にいない。私にとって貴方は過去ではなく現実の人なのね」
「さあ、どうなんだろうな」
「よっぽど大事な人なのかしら」
「あり得ないよ」
「そう?此処に送ってきたという事は、一時でも何かから貴方を守ろうとしたんだと思うけど」
このシーン好きすぎるんやけど。

「なるほど。この空間そのものが思考に干渉するシステムか」
全然なるほどじゃない。

「答えろC.C.!何故俺と代替わりして死のうとしなかった!俺に永遠の命という地獄を押し付ける事だって出来た筈だ!俺を哀れんだのか!C.C.!...そんな顔で死ぬな!最後くらい笑って死ね!!必ず俺が笑わせてやる、だから!!」

記憶喪失C.C.可愛すぎるなあ。
まじで2次元に逃げたくなる。

「外には出るなよ」
「はい、あとその、行ってらっしゃいませ」
「はあ?フッ 行ってきます」

「最後に合衆国憲章第17条、合衆国憲章を批准した国家は固有の軍事力を永久に放棄する。その上で各合衆国の安全保障についてはどの国家にも属さない戦闘集団、黒の騎士団と契約します」
「契約、受諾した。我ら黒の騎士団は超合衆国より資金や人員を提供して貰う。その代わり、我らは全ての合衆国を守る盾となり、外敵を制する剣となろう!」

「賛成多数。よって超合衆国決議第壱號として黒の騎士団に日本解放を要請します!」

「平気です。こんなのいつもより全然平気です。...でも、寒い時は助かるんです。ひりひり熱いから。寒いと手足が動きにくくて仕事が、だから平気です。外から痛い方が、中から痛いよりも」

「頼むスザク!お前以外に頼める人間がいないんだ」
「君の頼みなんか僕が引き受けると思うのか」
「思わない...それでもお前しかいないんだ」
「身勝手だな」
「分かっている!しかし、お前しか..お前しか!頼む!ナナリーを、ナナリーを....守って下さい!」

「貴方の存在は平凡であるからこそ価値がある。組織というものは太陽ばかりでは立ちいかぬものです」

「そうだ。全ての罪は俺にある」
ユフィに対するギアスとシャーリー、言い訳しないルルにグッとくる。

「君は奇跡を起こす男 ゼロなんだろう」
「奇跡なんてない。全ては計算と演出。ゼロという仮面は記号なんだ」

「お前が命じた生きろというギアスは俺の信念を歪ませた。何故そんな呪いをかけた!?」
「俺が生き残りたかったからだ」
「クロヴィス殿下暗殺の罪に問われた俺を助けたのは?」
「日本人を信用させるためだ」
「ホテルジャックから生徒会の皆を救ったのは?」
「黒の騎士団のデビューに利用できると思ったからだ」
「嘘だな。ルルーシュ、君の嘘を償う方法は一つ、その嘘を本当にしてしまえば良い。君は正義の味方だと嘘をついたな。だったら本当に正義の味方になってみろ。ついた嘘には最後まで」
「しかしどうすれば」
「この戦いを終わらせるんだ。君がゼロなら、いやゼロにしかできない事だ。世界が平和に、皆が幸せになるやり方で。ナナリーの為に もう一度君と...」
スザクお前凄い奴やな...本当に尊敬する

コーネリアと認識するって、ギルフォード可哀想すぎるやろ。

「さらばだ。俺の最初で最後の友よ」

ゲフィオン・ディスターバー

「そうだ。俺が間違っていた。情けなどに頼ろうとしたのがいけなかったんだ。冷徹、非情、自らを完全な状態に置かねばナナリーは取り返せないんだ!」
泣きながら命令するルルーシュ、かっけえよアンタ。

「心の罪には自分で答えを出しなさい」
「自分はどうすれば?」
「世界はね、貴方一人にだけ優しい訳じゃないのよ」

「君にフレイヤを撃つ覚悟はあるのかい?それだけじゃない、撃たない覚悟も必要なんだ」

「ジェレミア卿ですか!?何故!」
「枢木スザク、君には借りがある。情もある。引け目もある。しかしこの場は忠義が勝る!!!受けよ!忠義の嵐!!」

千葉可愛いなあ。

「紅蓮 聖天八極式、発進!!」
「ゼロ 親衛隊隊長 紅月カレン!只今を以て戦線に復帰しました!」

「カレン!やっぱりシュタットフェルトの名前より紅月を選んだわけか?」
「そうね。だからジノ、戦場で会えた事を喜ぶべきかしら。悲しむべきかしら」
「フフフッ 楽しむべきってのはどうだい?スザク!カレンとの決着は残しておいてくれよ?」
「だってさスザク!!」
「すまないジノ。そんな余裕が許される相手ではなさそうだ」
もう全員の関係性が好きやわ。まじで誰にも死んで欲しくない。

フレイヤと核兵器、ブリタニアとアメリカ
スザクのギアスが可哀想すぎる。

「姫様!生きて下さい!生きて....」
ギルフォードお前かっけえよ

「ナナリーと話をさせてくれないか」
「あっ その...」
「咲世子に繋がらなくってさ」
「あの 兄さん 間に合わなかったんだ。ナナリーはあの光の中に」
「そんな事を聞いてるんじゃないんだ。ナナリーと話したいだけなんだよ」
「でも、ナナリーは死んだんだ!死んだんだよ兄さん!」
「嘘をつくな!!!!!....なぁ ロロ、ほんの少しでいいんだ。ナナリーと話をさせてくれ.......」

ちょっと、ごめんまた言うけど、ニーナほんとに無理すぎる

「まだ気付かないのか、俺はお前が嫌いなんだよ、大嫌いなんだよ!何度も殺そうとしてただ殺し損ねただけだ!!」
「兄...さん?」
「出て行け!二度と顔を見せるな!!」

このアニメ、ルルーシュに容赦なさすぎて好き。確かに自分がギアスにかかってない確証なんて持てる筈ない。

「答えてルルーシュ、貴方にとって私は何?私貴方となら、ねぇお願い答えて!」
「フハハハハハハ、馬鹿が、今頃気付いたのか、自分達が利用されている事に。貴様らは駒に過ぎないという事に」
「ルルーシュ....」
「カレン、君はこの中でも特別優秀な駒だった。そう、全ては盤上の事。ゲームだったんだよこれは」
「そう.....さよなら ルルーシュ」
「....カレン、君は生きろ」
C.C.もシャーリーもナナリーもスザクとの友情も黒の騎士団も生きる理由も全て失って尚。そしてロロも。

ストラップのオルゴールが切なすぎる。ここの演出がまじで神がかっている。

「もういいんだロロ、俺はもう」
「駄目だよ兄さん、だって、僕はずっと誰かの道具だった。僕は嚮団の道具で、その次は兄さんの、確かに僕は兄さんに使われていただけなのかもしれない。でも、あの時間だけは本物だった。あの思い出のおかげでようやく僕は人間になれた!だからもう、僕は、僕は道具じゃない!これは僕の意思なんだから!!!!」

「フッ 私が言うのもなんだが、世の中爵位だけではないぞ」

「この世界に、今日という日に興味を失い皆が苦しんでいるのをただ眺めているだけの男に王たる資格はない」

「人の本質とはね、何かに支配されたいという事なんだよ。民族、宗教、伝統、権威。ブリタニア皇帝はそれらを演じねばならない」

「この剣に、ルルーシュとナナリーの絶望も込めさせて頂きます!!」

「いけない、僕にかかっている"生きろ"というギアスがここは逃げろと叫んでいる。それほどまでに危険な相手か、ナイトオブワン!...しかし!弱さは捨てた!!」
「愚かな。お前の弱さこそが優しさという強さの裏付けであったものを。そう、規範なき強さなどただの暴力。ならばここてわ死ぬがよい、枢木スザク」

「我が名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。マリアンヌ皇妃が長子にして、帝国により捨てられし皇子!」
「ルルーシュ!それは僕の十字架だ!」
「止められるものなら止めてみよ!我が絶望に敵う者がいるのなら!」
ルルーシュかっちぇ〜〜!!!

「貴様が作ったこのシステムは、今貴様自身を閉じ込める魂の牢獄となった!さあ、俺と共に永遠の懺悔に苦しむが良い!!」
ルルーシュかっちぇ〜〜〜!!!

「可笑しなものよ。人には真実を求めるか。ここまで嘘ばかりついてきたお前が」
「そうだな。俺はずっと嘘をついていた。名前や経歴だけじゃない。本心すら全て隠して。しかし当たり前の事だろう?他人に話を合わせ場に溶け込む。それらなくして国や民族、コミュニティーというものは存在しない。誰もが嘘を使い分ける。家族の前、友人の前、社会を前にして皆違う顔をしている。しかしそれは罪だろうか?素直とは何だ?お前だって皇帝という仮面を被っている。もはや我々はペルソナなしでは歩めないのだ」
「違うな。未来永劫に渡って嘘が無駄だと悟った時、ペルソナはなくなる。理解さえし合えば争いはなくなる」
「形而上学的な机上の空論だな」
「すぐ現実になる。それが我がラグナレクの接続。世界は欺瞞という仮面を脱ぎ捨てて真実を晒け出す」

「Cの世界?」
「既存の言葉で言うなら集合無意識、人の心と記憶の集合体、輪廻の海、大いなる意志、神と呼ぶ者もいる。人とは、集合無意識が付けた仮面。心と記憶の海に開いた窓」

「枢木スザク、似ているな私達は。死を望みながら死ねないところが」

人の心を渡るギアス。

「兄さんは嘘をついておる。嘘のない世界を作ろうと誓ったのに」
「ふざけるな!死んだV.V.に全て押し付けるつもりか!俺とナナリーを日本に人質たして送ったくせに!」
「必要があった!」
「何の必要だ!親が子を遠ざけるなんて」
「本当に大切なものは遠ざけておくものだ」
「うっ」

「後悔を?」
「まさか。私は永遠の時を生きる魔女。捨てたんだ、人間らしさなんか」

「俺はお前を、お前の考えを認めない!人は何故嘘をつくのか。それは何かと争う為だけじゃない、何かを求めるからだ。ありのままで良い世界とは変化が無い生きるとは言わない。思い出の世界に等しい完結した閉じた世界。俺は嫌だな」

「押し付けた善意は悪意と何ら変わりはない」

「未来はラグナレクの接続、その先にある。ナナリーの言った優しい世界は」
「違う!お前達が言っているのは自分に優しい世界だ!でも、ナナリーが望んだのはきっと...他人に優しくなれる世界なんだ!」

「愚かなりルルーシュ!!王の力では神に勝てぬ!」
「勝ち負けじゃない!これは願いだ!そう、俺は今こそ自分を知った。神よ!集合無意識よ!時の歩みを止めないでくれ!!」

「それでも俺は!明日が欲しい!」

「お前達は知っているのか、ナナリーの笑顔の意味を。何故分からないんだ!ナナリーは目も見えず歩く事も出来なかった。だから世の中には自分1人では出来ない事もあるって知っていたんだよ。ナナリーは、ナナリーの笑顔は、せめてもの感謝の気持ちなんだ」
「そのようなごまかしこそが...」
「それを嘘だとは言わせない!!...言わせてなるものか。現実を見る事もなく、高みに立って俺達を楽しげに観察して、ふざけるな!事実は1つだけだ!お前達親は、俺とナナリーを捨てたんだよ!」

「紹介しよう、我が騎士 枢木スザク。彼にはラウンズを超えるラウンズとしてナイトオブゼロの称号を与える」
!!??

「我を認めよ!!」

ルル×スザク×C.C.×ロイド
この4人が残るなんて思わんかったな。

「私はブリタニア人なのか?それとも、私は!何の為に戦えばいいんだ!」
国とは、国民とはを考えさせられる。

「ルルーシュ、貴方は私の事どう思っているの?どうして斑鳩で私に"君は生きろ"と言ったのよ!」

「さようならルルーシュ....最高評議会は体育館で行い予定です」
「....さようなら、カレン」

「世界を統べる資格とは何ですか?」
「矜持です。人が人を統べるには」
「良い答えだ。しかし私の答えは違う。"壊す覚悟"世界も、自分自身すらも!」

「誰の為でもない、俺は俺自身の為に世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み我が覇道の前に立ちはだかるというのなら容赦はしない。...叩き潰すだ」
辛いな。すごい覚悟やルル。

「シュナイゼル兄様、私にフレイヤの発射スイッチを頂けませんか?私は戦う事も守る事も出来ません。だからせめて罪だけは背負いたいんです」
妹もすんごいわ。恐れ入った。

「僕は彼の剱だ。彼の敵も弱さも僕が排除する。だからC.C.君は盾になってくれ。守るのは君の役目だ」
スザクもすっごいな。

「戦争を否定する民間人だって警察は頼りにするよね?皆分かっているんだ。犯罪は止められないと。人其々の欲望は否定出来ないと。だったら心や主義主張は要らない、システムと力で平和を実現すべきでは?」

「恐怖で人を操るのですか!!?」
「平和というのは幻想だよ。戦う事が人の歴史。幻想を現実にする為には躾が必要では?」
「人類を教育するおつもりですか?そのような事は神でなければ許されない!」
「だったら神になろう。人々が平和を私に望むのならば」

「最も被害の少ない方法だよ。例え10億20億の命が失くなったとしても恒久的な平和が」

「君は日本人だろう?何故黒の騎士団ではなくルルーシュ様に....騎士道に殉じるか、君も」
「そうかもしれませんね」

「ルルーシュ、もう十分じゃないのか。お前はよくやった」
「俺が悪を為さねばならない理由は分かっているだろう。それにダモクレスによる支配は人を記号とするものだ」
「しかしダモクレスにはナナリーがいる。お前は今までナナリーの為に」
「もう特別扱いは出来ない。消えていった数多の命の為にも俺達は止まる訳にはいかないんだ。そうだろ..C.C.」
「ああ、そうだな、ルルーシュ」

ここからのミュート、賛美歌のみで各キャラクターの巡り巡る気持ちを整理する時間が愛おしい。

「この戦いこそが!世界を賭けた決戦となる!シュナイゼルと黒の騎士団を倒せば我が覇道を阻む者は一掃される。世界はブリタニア唯一皇帝ルルーシュによって破壊され、しかる後に創造されるだろう。打ち砕くのだ!敵を!シュナイゼルを!天空要塞ダモクレスを!恐れる事はない、未来は我が名と共にあり!!」
「オールハイルルルーシュ!」

「ルルーシュは世界の全てに悪意を振りまく存在だ。平和の敵はこの地で討たねばならない。過去のしがらみは捨て私達も黒の騎士団も此処は共に手を携えたい。世界中の人々が待っている。私達の凱歌を!そして願わくば、これが人類にとって最後の戦争である事を祈りたい」

ナナリーのフレイヤが切なすぎるなあ

「世界はフレイヤという圧倒的な恐怖に黙り込むしか...」
「それも平和な状態というのかな」

「次弾発射までに必要な10分を高く貸し付けたものですね」
「戦後処理の手を打っただけだよ」
「黒の騎士団はもう必要がないと?」
「集合体としての軍事力に何の意味が?」
凄いアニメやな...

「それは嫌味ですか」
「考え過ぎよ。貴方頑張ったじゃない」
「頑張るだけじゃ....」
「ううん...頑張った」

「もう十分だよニーナ。今の言葉で君の本心を理解した。ユフィの敵である俺に、ゼロによく付き合ってくれた」
「...私はゼロを許しはしない。多分一生。でもそれとは別に私自身の答えを出さなきゃいけないと思ったから。ただそれだけなの」
「君は立派だよ」

「ルルーシュ、恨んでいないのか私の事。ギアスを与えた事でお前の運命は大きく変わってしまった」
「らしくないな。魔女のくせに」
「C.C.お前がくれたギアスが、お前がいてくれたから俺は歩き出す事が出来たんだ。そこから先の事は全て俺の」
「ハッ...初めてだよ。お前みたいな男は」
「C.C.」
BGMが神がかっている

「嬉しかったよ。心配してくれて。早く行ってそして戻ってこい。私に笑顔をくれるんだろう?」
「ああ、約束しよう!」

"生きろ"のギアスを把握した上でそれを武器にするスザクの精神力すんごいな

「国でもなければ復讐でもない!野心のカケラも持っていない!戦う理由がない奴は引っ込んでな!」
「理由なら出来た。約束が」
「それってルルーシュを好きって事?」
「さあな。ただ、経験という積み重ねはもうお終いにしようと思ったんだ」
「人間らしい事を言うのね」
「流石は...カレン、お前の勝ちだ」
「どうでもいいよそんな事。じゃあね」
「フッ..勝つとか負けるとか、そんな心がまだ私に残っていたとはな」

なるほど。ダモクレス内部に決戦を集約してそれ以外に託し、頂上は共に消えようと。カッコいいなルルーシュ。

「貴方はダモクレスで世界を握りたかったのか?」
「違うよ。私はただ皆が望む事を、平和を作りたいだけだ」
「人の本質を無視してでも?」
「見解の相違だね」
「貴方は今日という日で世界を固定しようと考えた。だが変化無き日常を生きているとは言わない。それはただの経験だ」
「しかし、その連なりを知識と言うが」
「やはり貴方は優秀だよ。優秀過ぎるが故に見えていない。そう、皇帝シャルルは昨日を求めた。貴方は今日を。だが俺は明日が欲しい」
「明日は今日より悪くなるかもしれない」
「いいや良くなる。例えどれだけ時間がかかろうと人は幸せを求め続けるから」
「それが欲望に繋がるというのに。愚かしさも極まったね。それは感情に過ぎないよ。希望や夢という名のアテのない虚構」
「それが、皇族という記号で世界を見下して来た貴方の限界だ。俺は何度も見てきた。不幸に抗う人を、未来を求める人を。皆が幸せを願い抗い続けた。ギアスも仮面もその根源は」
「矛盾だよ。他人の意志を否定し続けた君がここに来て人の意志を、存在を肯定しようというのは。もういい、私を殺したまえ。ただし君もフレイヤで消える。私達の命で世界に平和を」
「だからこそ貴方に俺は"ゼロに仕えよ"という言葉をプレゼントしよう」 

「これが結果だ ジノ」
「いいや。こっちの役目は済んだ」
スザクとジノに決着を付けず、カレンとの新しい絆、カレンとの決着を照らす。良い脚本だあ

「お兄様、私にもギアスを、使いますか?8年ぶりにお顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね。恐らく私も同じ顔をしているのでしょうね」

♪ 世界の終わりで産まれた光 僕ら一つに 今風の中

ルルーシュ×スザクの安心感やばい

「正義とは!!!!」
「自分はこうゆう生き方しか出来ない」
「どうして争いなんて!」
「守るべきものがあるのなら!!」
「戦の在り方に矜持と美学が失われているのやもしれんな」
「それでも居場所は必要だったから」
「ただそれだけで戦ってきたのに」
「俺達これで良かったのかな」
「でも戦争は発明の母って言うよねえ」
「その先にある人間を見ていないからさ」
「私は、ただやれる事を」
「繰り返したくなかっただけなんです」
「でも人は弱いからさ」
「夢くらい見てえじゃねえか!その資格もねえってのか!」
「私は見て来た。見続けて来た。抗う事が人の歴史だと」
「人は、世界はこんなにも思い通りにならない」
「だから思い通りにしようって言うの?」
「それは卑劣なのです。人の心をねじ曲げ、尊厳を踏み躙るギアスは」
「ダモクレスは憎しみの象徴になります。憎しみは此処に集めるんです。皆で明日を迎える為にも」

「終わりにしよう!カレン!!」
「貴方に正義さえあれば!!」

「そんな...届かなかったの?」
「いや、届いているよ、カレン」

「ナナリー、お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺は俺の道を進む事が出来る。ありがとう、愛してる。ナナリー」

「神楽耶、お前は最近までルルーシュの素顔を知らなかった」
「それが何か?」
「なのに本質の一部を理解していた。お前は優しいな」
「えっ?」
めっちゃ良いシーン

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じよう。世界は、我に従え!!!」
「オールハイルルルーシュ!」

・神聖ブリタニア帝国第99代唯一皇帝陛下
・黒の騎士団CEO
・超合衆国第2代最高評議会議長
肩書きえぐい笑

「明日を迎える為です」
「成功と失敗を繰り返してでも前に進む、科学と同じじゃないでしょうか?人も」
「それが進化」
「進歩でしょ」

「行け!仮面の騎士よ」

「世界の憎しみは今この俺に集まっている。あとは俺が消える事でこの憎しみの連鎖を断ち切るだけだ。黒の騎士団にはゼロという伝説が残っている。シュナイゼルもゼロに仕える。これで世界は軍事力ではなく話し合いという一つのテーブルに就く事が出来る。明日を迎える事が出来る」
「それが.....ゼロレクイエム」

「Cの世界で僕等は知った。人々は明日を望んでいる事を」
「フッ なあスザク、願いとはギアスに似ていないか?自分の力だけで敵わない事を誰かに求める。...俺は人々の願いという名のギアスにかかる。世界の明日の為に」

「ルルーシュ、お前は人々にギアスをかけた代償として.......」
まだ残っていたC.C.の涙

「撃って良いのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。スザク、お前は英雄になるんだ。世界の敵 皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主、ゼロに...」

「ル...ルルーシュ......」
「これは..お前にとっても罰だ。お前は正義の味方として仮面を被り続ける。枢木スザクとして生きる事はもうない。人並みの幸せも全て世界に捧げて貰う。永遠に...」
「そのギアス...確かに受け取った!」

「お兄様、愛しています!」
「ああ、俺は世界を壊し、世界を..つくる.......」

「まさか、あれは...」
「ゼロです!あれは....ゼロです...!」
カレン、お前...

「ずるいです、私はお兄様だけで良かったのに、お兄様のいない明日なんてそんなの...」

♪ 時を超え捕えられている溢れるこの想いは何?

「ねえルルーシュ、あれから世界は随分とマシになったわ。戦争に向いていたエネルギーは今、飢餓や貧困に振り向けられている。色んな憎しみや悪事はほとんど貴方1人に押し付けられて。皆ダモクレスというシステムより名前のある1人の方が分かり易かったって事かしら?調子の良い話よね?でもだからこそ皆は過去に囚われず先に進めるのかもしれない。計算通りだって貴方は笑うのかしら?もちろん色んな問題は残ってるけど、それでもー」

まじでオレンジ栽培してて笑った

「ギアスという名の王の力は人を孤独にする。フフ...少しだけ違っていたか?なあ ルルーシュ」

C.C.殺してルルが不老不死になるかと予想してた。まこれで永遠に記憶は残るし、これ以上ない展開と終結やったように思う。

冠たるアニメでした。ありがとう。
友二朗

友二朗