ブレンパワードの11の情報・感想・評価

エピソード11
姉と弟
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あらすじ
寄港中のノヴィス・ノアでは、アイリーンが新艦長となる。オルファン対策会議には、リクレイマー側から勇の父、研作も出席していた。天才児カントは鋭い質問をするが、結論は出ない。クインシィ隊の攻撃があり、勇と姉は言い争う。ブレン隊の連携で撃退するが、勇はノヴィス・ノアを下りてしまう。
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8823peメモ

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このコメントはネタバレを含みます

海上での赤い機体は見映えがいい。 台詞メモ 「何ていう船?こんな人選」「まったく、みんなで何を考えてんだか」「何が気に入らないのさ?」 「別に、感動してんだよ。民主主義に」 「ユウは優しいわ。私が重荷を背負わされたと思っているのよ」「あいつ、そういうとこ敏感なんです」 「ありがたいわ」 「(でも敏感過ぎるのはよくないわね。グランチャーに乗っていた事にいつまでも罪悪感を持っているから)」「慰めてあげられない?」「私が?」 「植物は強いですよね。地球が汚れてしまっても花を咲かせる。強さと美しさで人の心を慰めてくれる」 ★「ドクター達の独断的行動のおかげでオルファンに危機を呼ぶかもしれないのだ」「ブレンパワードの性能は私達が思っていた以上だった。あの人はそれを確かめに行ったのです!」「何も自分が行くことはない」「心配しなくてもお父様は…」「心配なのはあの人の頭脳がノヴィス・ノア側に利用されることだ」「そんなことはありえません!」「お前達はオルファンの循環器の整備をすればいい」「クインシィ・イッサー、まるで…まるで軍隊気取り」 「オルファンが輝きを増してる…銀河を夢見てるんだ」 ★「太陽か、久しぶりに海の上に出た!本当に綺麗…ユウにも見せてあげたいなあ。あの子ったらどこに行ったのかしら。しょうがない子だ。ちっともじっとしてないでいつも心配ばかりかけて」 ★「なんで親父に話させる!」「彼は研究員として正規のルートでこの会議に出席しているのよ」「だからって…」「現実を認めるんだな。ノヴィス・ノアの建造費を出してる者の中にもリクレイマーに支援をしている者もいるのだ」「自分達だけが助かりたくてオルファンに乗せてもらいたがってる連中の事か」「そういう人達を怒らせたらノヴィス・ノアは動かなくなるわ」「何てことだ…それが現実だって?」 「そうなのだよ、ユウ君」 「オルファンの現象は生命体全ての問題ですから、グランチャー現象は些末な問題です。無視して宜しいでしょう。このバイタル・グロウブのネットは地球を覆うオーガニック・エナジーの流れを示しています」 「近年植物の繁茂の著しい地域です。これにバイタル・グロウブのラインを重ねます。…というわけです。つまりオルファンと植物に活性化の関係があると知ったのです」 「蘭の花はその代表的なものです。僕はこの事実を知った時とても感動しました。人類が汚してきた地球は、まだ人類に絶望せずに地球の生態系を救う術を与えてくれていたと。この植物の活性化現象は、世界各地のプレートの出現場所とバイタル・グロウブのネットと重なる所で起こっております。つまりオーガニック・エナジーの飽和が起こっているのです」 「この現象の意味するところは、植物の光合成とオルファンの働きには繋がりがあるという事です。この点は伊佐未博士と意見が似ています。けど、博士の意見は嘘です。オルファンのエネルギー総量は太陽みたいなものですから人間にコントロールできません」「ノヴィス・ノアのエンジンは工学的に集積力を持っている」「でも、オーガニック的な物の考え方だとオルファンは生物ですよね?」 「生物の根本的な作用は対生成です。プラス・マイナス、雄と雌、陰陽の二元論に根差しています」「だから少年、私はオルファンの存在に拮抗する存在としてBプレートを仮定したのだ」「オルファンが雄なら雌に相当するものがある。卓見でいらっしゃいますが、そのようなものが見つけられない限り、オルファンは銀河系外にそれを求めるでしょう」 「オーガニック・エナジーが数量的に計測できるようになったのは最近ですものね」「ああ、しかしデータよりこうやって付き合ってくれるブレン達を見りゃあ…」 「ここのブレンは生き生きとしている。まるでノヴィス・ノアそのものがBプレートとも思える」 「ほら見ろ。グランチャーで来てみれば向きになって敵対行動とるのがノヴィス・ノアだ。奴等はオルファンを害する者なんだ!」 「お父さんもいるのに、何でお姉さんはノヴィス・ノアを攻撃するの?」「オルファンで銀河旅行をするつもりだからさ」「本当にそんな事の出来る宇宙船なの?」「それは親父たちの推論だ!」 「お前までユウに惑わされたのか!オルファンに戻らないのか!」「グランチャーの抗体反応は凶器よ!」 「あんたが花をくれたことがあったろ?いつも二人だけで、おばあちゃんは下の村にパートに行っていた頃さ。あのプレゼント嬉しかった。誕生日のプレゼントだった」「ごめん、憶えていない」「そうかい…そうだろうね!あんたは両親を裏切り、家族の絆など断ち切ってオルファンから出ていった!」「違う!姉さんだってオルファンを離れれば、俺の言おうとしていることは分かってくれる」「お前はオルファンを傷つける!」 「まったく抗体になりきってる!…何が不満なんだ!この世界に!」 「仰られますがお義母さん、我々は人類の敵になるためにオルファンを復活させたのではありません。翠にも依衣子にもそんな事はさせはしませんよ。それは本当です」