ブレンパワードの23の情報・感想・評価

エピソード23
スイート・メモリーズ
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あらすじ
クインシィのグランチャーは、オルファンに帰還する。オルファンに飛ばされていた比瑪は直子に介抱され、潜入したヒギンズと合流する。ブレンパワードの進入のせいか、オルファンは乗員全員に一番辛かった過去を幻視させる。比瑪はオルファンの心を見て、グランチャーとブレンの母親が違う事を知る。オルファンは宇宙へ飛ぼうとしていた。
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8823peメモ

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このコメントはネタバレを含みます

「オルファンといえども、海底から浮上するまでは時間がかかったが、地球の重力から逃れるのは容易なはずです」「お嫌なのか?オルファンが宇宙へ飛ぶのが」「オルファンは、内部に取り込んだ我々の情や意志を汲み上げるように作用することも分かってきました。ということは、我々が地上で暮らすことを願えば、オルファンは人類の新しいエネルギー源にすることもできたはずなのです。しかしそれができなくなったのです。今ここにいるアメリカ軍も女達も、地球から逃げ出すことしか考えていない。それではオルファンはジャンプします」「オルファンはブレンパワードを自らに引き入れたりする身勝手なところもある。それを考えれば、オルファンは好きにやると思えるが?」「ミサイル攻撃の後の消失したブレンのことか?」「そうだ」「宇都宮比瑪のものです。オルファンはあの子に興味を持った。だから取り込んだのですよ」 「あなたって人は!なんて大人なんでしょう!」「ヒメちゃん!ゲイブリッジさんは…」いいよ、直子」「よかぁないわよウソつき!あなたが一番悪い人だって分かったんだから!」「ヒメちゃんの気持ちは分かるが…」「ヒメちゃんじゃない!」「私は、天然自然の為すものに、人類が畏敬の念を起こしてほしいと願っているのだ。物事が人の願いごと通りに都合よく行くものではないと教えたいのだよ」「オルファンはブレンと同じ生き物ですよ?ちゃんと面倒見てあげれば私達とだって仲良くしてくれるわ!」「オルファンは地球外の産物だ。地球との共生はありえない」「オルファンはずっと海の底で、海の生き物と一緒に暮らしてきました!」「だがオルファンはその海から離れたのだ!」 ★「お母さん…ありがとうオルファン、お母さんに会わせてくれて!ねぇ、こんなに優しいあなたが、地球に酷い事なんてするはずないよね!地球ってね、こんな思い出をいっぱい持ってる生き物達がたくさん住んでる星なのよ!え…あれは!?」オルファンがふたり、戦ってるの?あぁ、それで地球へ落ちてきたの?もうひとりのオルファンは、どうなったかわからないの?ブレンとグランチャーって、別々のオルファンの子供だったの!?」 ★「ジョナサンの邪魔をする貴様らは、私が許さない!弟達を飢え死にさせた私でも、ジョナサンの役には立つんだ!」「私だって、動乱の時代に流れ者になって逃げる先々で家族を死なせてしまった運のない女よ!でもね、私だって…」「私の方がもっと酷かったんだ!オルファンで地球を滅ぼしでもしなきゃ!」「そんなんだからグランチャーはあんたを選んだ!私は運命に殉じた。そしたらブレンに出会えた!」「運命なんか変えれば良い!」「胸にバラを刻んで覚悟を決めたらね!プラハでブレンを見た時、この花びらが熱くなったのよ!土人形のゴーレムは花を愛さなかったから土に還るしかなかったけど、ブレンは花を愛する!弱い者を守るために強い命が生まれるのよ!」 「こんなとこにいたのかよ、バイキン!消えろよ!」 「オルファーン!ありがとう!私達のこと嫌いじゃないんだね!?ならさ、私のお話だって聞いてよ!寂しがり屋さんというの、恥ずかしいことじゃないんだよ!」「ヒメ、後退しろ!何が起こるかわからないぞ!」「オルファンが銀河へ旅立つの?」「そうはならないと思うわ」「え?」「そんな気がするから…」オルファンが大地を離れる」「飛べばいいんだよ、オルファン」