新機動戦記ガンダムWの49の情報・感想・評価

エピソード49
最後の勝利者
拍手:2回
あらすじ
全宇宙を巻き込んだ戦争は幕を閉じた。しかしヒイロとゼクスの戦いは、まだ終結を向かえていなかった。敗北宣言したレディ・アンは、資源衛星MO-Ⅱに生存者を避難させるよう指示。そこへ到着したリリーナらを快く迎えた。レディ・アンは、戦争がもつ哀しさとむなしさを民衆の心に刻ませるために、全宇宙でゼクスとヒイロの戦いを中継させた。ハワードは、リーブラが落下した場合、地球全土に被害が及ぶことを指摘。デュオによってリーブラへ送り届けられた5博士は、落下を阻止しようと行動する。そこへオペレーション・メテオの指令をだしたカーンズが現れた。宇宙の指導者、ヒイロ・ユイの復讐のため、オペレーション・メテオを発動し、今またリーブラを地球へ落とそうとするカーンズ。しかし、5人の博士たちは戦乱を招いてしまった自らを裁くため、動力を暴走させてリーブラを自爆させた。しかし、依然落下を続けるリーブラの一部。破壊するためには、ガンダムの自爆装置しかないと判断したヒイロは、自爆装置に手をかける。
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saturn

saturn

完走(^^)エピオン対ゼロの最終決戦も良かったけど、最後に気になったのはマグアナック隊•••あいつら宇宙で動けるんや(^◇^;) 最後の「任務完了」とまさかのお手紙破き返し(^^)クマちゃんのぬいぐるみが良き(^^)平和の実現を祝福したいね(^^)
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ニカイドウ

ニカイドウ

ウィングゼロとエピオンの戦い。 ゼクスを、そして地球の危機を止めてくれ!ヒイロ・ユイ!! ここまで観て来て、これほどヒイロが活躍する回は無い!これほどヒイロが注目される回も無かったぞ!! トレーズもゼクスも、望みは完全平和やった。 そのために己を犠牲にする覚悟を持っていた。 トレーズは死んでしまったけど、その想いはウーフェイとレディ・アンに。 そして、ゼクスは…ヒイロはゼクスの犠牲を許さなかった。 弱者を生む世界を憂うゼクスと、自らを弱者と言うヒイロ。 ヒイロの思想こそが平等への道やと俺は思った。 この世に強者はおらず誰もが弱者なら、誰かを貶めるような事は起きないのかも知れない。 絵空事。絵に描いた餅。正にその通りやと思う。けど、それを良いと思って何が悪い! 最高のエンディングやないか!! そして、ラストのリリーナ、良いね。仕返し。笑 心がほっこりした。良い物語やった。
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PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「完全平和のために必要なものがもう一つあった。人を思いやり、理解してやる強い心だ。お前のような。お前は純粋過ぎる。そして、優し過ぎる。しかし、そうでなければ生きる資格がないということか。ならば、私はどこまでも生き抜いてみせる!」(ミリアルド・ピースクラフト) ゼクスとヒイロが一騎討ちを開始。 ノインはどちらにも与せず、それを見守るのみ。 敗残兵を収容中のレディ・アンは残ったMSを回収し次第すべて破壊するよう指示します。 すべての兵器を廃棄する事が実はトレーズの意志で、彼も彼なりに完全平和を模索していた模様。 ハワード達もMO-IIに到着。 一行の中にリリーナを認めると、レディはリリーナに銃を渡し、父の復讐を果たすように話しますが、リリーナは 「もう終わりにしましょう、復讐も戦いも」 とレディと和解。 デュオは博士達を連れてピースミリオンに到着。博士達は早速動力部へ。 この時、デュオに対して上から目線で、 「おい!ドンパチはこの近くでやるなよ、邪魔になる」 と指示する所がドクターJらしい。 ハワードが計算した所、やはりこのままではリーブラは地球に落ちるけど、動力部付近にデュオがいるから、きっと博士達と一緒だろうと読んで、なら望みはあると。 トロワはMDの制御システムを無力化し、カトルに肩を貸してリーブラから脱出。 最後の別れ際まで、 「死なないで」 と気遣うカトルの優しさに心を打たれてドロシー号泣。 これで、ホワイトファングのMDもすべて停止したので、戦っているのはヒイロとゼクスだけ。 レディ・アンはノインを呼び出し、2人の戦いの映像を送るよう話します。 ノインは自分はすでにOZではないから命令は聞けないといいますが、レディは 「命令ではないよ。頼んでいるのだ。平和を望む同志として」と説明し、ノインも納得。 ウィングゼロとエピオンの一騎討ちの映像は全世界に流され、そこにレディの演説が加わり、世界中が平和について考えるようになります。 ピースミリオンの動力炉をいじる博士達の前に現れたのはカーンズ。 どうやら旧知の間柄のよう。 しかもカーンズ曰く、 「あなた方には本当に手を焼かされます。 我々のオペレーション・メテオを何度邪魔をすれば気が済むのですか?」 と、博士達を責め立てます。 ガンダムパイロット達への命令も博士達が勝手に変更したとのこと。 この辺は、続編にあたる「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」で明らかにされるのですが、元々の「オペレーション・メテオ」は文字通り、地球へコロニーを落とす作戦でしたが、博士達がそれを変更し、「流星に偽装したシャトルでガンダムを地球に派遣する」事になってしまったのが真相です。 そして、動力変更のスイッチを押す、プロフェッサーGと発砲するカーンズ。 全員、大きな爆発に呑まれてしまい、生死は不明です。 結果、ピースミリオンに火が入り、リーブラを地球落下の軌道から押し出せましたが、まだ一部が落下継続中。 ゼクスとヒイロの一騎討ちも佳境に。 戦いながらも、舌戦。 要約すると ヒイロ:ゼクスもトレーズも弱者を守るために大義を振りかざすけど、それでは弱者を助ける事にはならない。 ゼクス:地球という強者が、コロニーという弱者を作り追い詰めていった。 ヒイロ:俺は言いたい事を言えず、絶えず怯えているような弱者が嫌いだった。 ゼクス:強者がそうさせるのだ。 ヒイロ:強者なんていない、人類すべてが弱者なんだ。 うん、全然噛み合ってない感じですね(笑)。 ここで、コロニー代表団からの声明発表があり、ホワイトファングには要求撤回を求め、世界国家とは平和に共存したいと。 これで、戦争は終結しますが、ゼクスはまだ矛を納めず、まだヒイロに挑みますが、ついにウィングゼロのビームサーベルかエピオンの左腕を斬り落とし、勝負あり。 止めは刺さず、落下中のリーブラの破壊を目指すヒイロ。 しかし残弾はゼロ、ビームサーベルも火が落ちてしまい、残るは自爆しかない状況。 そこにまた現れたエピオン。 上のセリフと共に、動力炉をサーベルで破壊し、爆発に飲まれて消えていきます。 それでもまだ残った破片は落下。 ヒイロは五飛からバスターライフルを受け取り、今度こそ完全破壊成功。 その後、コロニーと地球は協議の上、地球圏統一国家が発足。 トレーズの墓参りに来ているノインとドロシー。 ドロシーは墓参りはこれで最後にして前を向くとのこと。 トレーズの隣の墓は一応、ゼクスの墓ですが、ノイン曰く、きっとどこかで生きていると。 リリーナはドーリアンに復姓してて、外務次官をやっているそうで、シャトル内に置かれた誕生日カードをみて、今すれ違ったのがヒイロだと気づき、声をかけて、カードを破き、 「今度はちゃんと手渡しなさい」 と話して、GW終了。 いや、わかりますよ。 第1話の部分でしょ。 でもね、この時、リリーナはシャトルの中にいて、ヒイロは外ですよ。 シャトル内から外に声かけても聞こえるわけないでしょ(笑)? 車の窓でさえ、開けないとよく聞こえないのに、宇宙船の窓ですからね。 唇の動きを読ませたってことかなぁ? でも、名前を叫んで振り返らせてたし。 なんか、基本面白いストーリーなんですが、考証面が非常に弱いのがガンダムらしくなくて、少し萎えるのも確かです。 それでも! 全体的には勢力図が次々と塗り替えられていくし、ガンダム達は最後まで正規軍にならないしで、各キャラは魅力的で、結構骨太なストーリーは傑作と呼んでも差し支えないと思います。 宇宙世紀でないガンダム作品をキチンと評価させて、これ以降も非宇宙世紀作品が続けられたのはこの傑作があったからだと思います。 ガンダム好きだけど、Wは未観の方にはぜひお勧めしたいです。
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blackmonkey

blackmonkey

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世界連合は敗北を宣言したが、リーブラは地球への降下を続ける。ヒイロとゼクスは戦闘をやめて、リーブラ破壊へ、最後はヒイロのバスターで破壊。