母をたずねて三千里の49の情報・感想・評価

エピソード49
かあさんが呼んでいる
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あらすじ
マルコは徒歩の旅を続けた。そんな中で靴が破れ、無理を押して歩いたマルコは指の爪を剥す怪我を負ってしまう。そんなマルコを降り出した雪が苦しめ、とうとう雪中に倒れ込んでしまう。幻想の中、温かい母に抱かれ、幸せいっぱいのマルコ。
コメント2件
お母さんの胸の中に飛び込んでいくんだ
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このコメントはネタバレを含みます

パブロの「びっこ引いてかあさんに会うつもりかよ」のセリフが現実になったみたいだった。(パブロが見つけたメキーネスさんの家に一緒に向かう途中のロバから落ちたときのセリフ) 靴が壊れ、怪我をして、馬車のおじさんは素通り、強い風で焚き火も起こせない。そのうえ雪まで降ってきて、歩けなくなり行き倒れそうになるマルコを見ていたらこのままマルコ野垂れ死にエンドがある気がしてくる。 お母さんのほうもメレッリおじさんのせいで家族からの便りが半年もなく、しかも病気で危ない状況になっていた。 このままマルコは野垂れ死に、かあさんは病死で終わることもある?そんなことする?と思いつつもかなり状況が絶望的に見えるのでどうだろう…最後に馬か何かの音はしたけど… マルコが「こんなに早くかあさんに会えるなんて」と言うたびに、それまでの諦めの大きさを感じる。本当ならもっと早く会えていたはずなのに。そうなっていればこんな感覚にならずに済んだのに。(それだとたぶん全52話にならない) ラスカルの予告もあった。フランダースの犬のときにあった、母をたずねて三千里の予告を見たときの重苦しい感覚はなかったけどたぶん見ないだろうな。ラスカルは子どもの頃の記憶のままでいく気がする。