まず、とりあえず倒すべき敵が7体いますとハッキリしているのが良い。108のエリア？とか多すぎて現実味のない第一部に比べればはるかに物語の進行がわかりやすい。また、各ボスの特殊能力に対抗すべく戦略を打ち立てる展開が復活していて嬉しい。第一部でやろうとしていたことは決して間違いじゃなかった、というのをしっかり証明してる制作陣めちゃカッコいいと思う。
デジメモリがほぼ使われなくなったのも作品としては良かったのではないか。とにかくいろんなしがらみから解放されたんだろうな、というのが伝わってくる。
ベストは32話（2話）「立ち上がれキリハ！クロスハート奪回作戦」。過去の自分を握りつぶすキリハ。そして闇に取り込まれるイメージ。しかしそれら内面の問題を振り払うべく彼は血を流し、肉体を顕示することで誇りを取り戻す。流血表現ができたのも時間移動したからなのかな。とても良く出来ていたと思う。
