椎良

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編の椎良のレビュー・感想・評価

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(2023年製作のアニメ)
4.1
到達点

〈鬼殺隊士の刀を日々作り出している刀鍛冶達の里。炭治郎は、自分の刀を作った刀鍛冶:鋼鐵塚蛍に会うためそこを訪れる。偶然居合わせた2人の柱、不可侵だったはずの里には『上弦』の鬼が現れ…
それぞれの過去と想いの果て、刀を振るうべき時が来た───〉

里の日常パートは程々に戦闘へ突入するため、人情よりもシリアス要素が多め。もう作画とエフェクトのミックスでこれに勝てるアニメは無いんじゃないか?という超絶クオリティが保証されている安心感。
時透無一郎が圧倒的覚醒主人公してくる中盤で引き付けて、竈門炭治郎の極限を描き倒す終盤は最高潮。そして彼らの中で反復し、生き続ける煉獄杏寿郎の物語…。
ドラマ部分が超極厚で楽しめた!

にしても一剣士が担う役割が大き過ぎるな……一部キャラの描写不足、里の今後など気になった部分は少しだけあったかな🙄時透くんと甘露寺さんの絡みは皆無…?となったのは内緒
らしさの消えた山寺ボイスよかったねぇ

たとえ自分を犠牲にしても誰かへ繋ぐ、という精神、そして信頼が鬼滅の好きなところ。遊郭編での「もし俺が鬼に堕ちたとしても…」も同様にすき
物語は完結へと走り出す、もう期待する事しかできない。
椎良

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