ああ、なつかしい。
だいすきな作品はいつまでも色褪せず、こころのなかに生きている。原作もだいすきでなんども読んでいるから刻まれていることばの数々が耳馴染みよく、身体中に浸透していく心地よさ。
当時はあまりおぼえてなかったけれど、改めて観ると原作の絵に忠実な作画や間の取り方が絶妙でもっとすきになる。挿入歌のかかるタイミングとかほんと泣かせてくる。
矢野と七美推しなので、くっついたり離れたりをくりかえすふたりにやきもきしながらも、これがふたりの持ち味でもあるよなと感慨深いきもちになったり、ほんと最終巻を手にしたときの感動をいまでも思いだす。ぜひ、完全アニメ化してほしい。