ゲゲゲの鬼太郎（第4作）の3の情報・感想・評価

『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』11話にて。 京極夏彦セレクション。初めて見たけど流石です。面白かった。 まずアニメとして見た際にカメラワークや色使いや影の使い方といった演出が抜群にかっこいい。 しかし何よりストーリーが凄い。死霊、怖すぎ。 夜叉が自分のためではなく、（ペットのように）飼っている？育てている？死霊のために人の魂をあげていたという、単なる勧善懲悪でない設定は面白いものの、まぁベタではあるな…と思っていたら、なんと普通ならそこで死霊が夜叉に絆を感じて助けてくれるとか、なんならお涙頂戴展開に持っていけるところを、なんと死霊にとどめを刺されるという胸クソ展開… しかも、死霊が夜叉を攻撃した理由が明かされず、また鬼太郎＆目玉のおやじもそれを放置するというオチが、なんとも不条理ホラーである。 あと普通に、猫娘はかわいいし、ねずみ男イジりギャグは面白い。

「私の愛した歴代ゲゲゲ」より 京極夏彦先生のリクエスト 夜叉がよりにもよってねずみ男の魂をギターの旋律(戦慄)とともに抜き取り､喰らうが､録な魂じゃなかったと見えてすぐに吐き出してしまう。 そこで､口直しに子供たちの魂を抜き取るのだが‥ 鬼太郎が夜叉退治に向かい‥ 夜叉の本体は髪の毛らしいが､最終的には飼ってた死霊に呑み込まれてしまう。 夜叉は､3期10話でも登場しているが、夜叉にとってはねずみ男が天敵なのだろう。

“私の愛した歴代ゲゲゲ”より♡

ギターの音色で魂を奪い、それを養分とする夜叉が子供達に手をかける。生きた子供の魂は栄養があるらしく、死霊（子供？）たちにその魂をあげようとしていた。