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もういっぽん!のnotのネタバレレビュー・内容・結末

もういっぽん!(2023年製作のアニメ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

2023年冬クールのダークホース。
なんだかんだ、11話まで観てきている。
柔道部ということもあってか、登場人物たちはだいたい”ぽっちゃり”さんで丸顔。でもかわいい。魅力的で、気恥ずかく、ほぞかゆいとなる手前ギリギリラインの頬紅潮。
ユリ要素もあるのかと疑うものの、淡々と50歳に差し掛かる自分としてはまぶしいばかりの青春劇を展開。
試合の緊張感とキャラクターの緩みがなんとも良いし、個々人のドラマもある。
なんともうまく表現できないが、いわゆるスポ根青春モノとして圧倒的な主人公、強力なライバルがいがみ合うみたいな形ではなく、誰もが主人公という今どきの設定に、昭和者としてはヤキモキもするのだが、でも心地よい。なんだか理由は言い当てられないけれど、惹きつけられる。観てしまう。
その、主人公と思わしき女ルフィみたいな”みち”が努力によって強くなるとか、圧倒的な強さを持っているということもない、そういった前時代的の価値観を持たないことがこの作品の魅力なのだろう。
と思いきや、9話からの怒涛の試合運び。思わず気持ちよくてガッツポーズであった。”武道場のアナコンダ”にw 12話も楽しみにしている。
ちなみにオープニング、エンディングテーマともに大好き。特にエンディングテーマは映像も含めて毎週最後まで観てしまう。微笑ましくなるし、作品のキャラクターへの感情移入、頑張ってほしいという想いさえ抱く。
原作も買いたいと思った作品。

追記
12話観た。姫野&氷浦回。これもブルーレイ買いたくなったな。スコアをカンマ1上昇させた。
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