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アルスの巨獣のnotのネタバレレビュー・内容・結末

アルスの巨獣(2023年製作のアニメ)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の1,2話目までは期待の新作だった。絵もいいし、デザイン、世界観も良い。オジサン激渋のジイロ、クウミも可愛い。
しかし、進行するうちに演出や見せ方の雑さが目立つ。
ゴッドマーズよろしく、ジイロとクウミの合体シーンは使いまわしだし、うさ耳つけた褐色の巨乳キャラはFF12やFFTから抜け出てきたような出で立ちだがジイロを毛嫌いするのが謎。クウミは綾波レイだし、エヴァンゲリオンや巨神兵ぽい敵キャラクター、ユパ様みたいなじいさんも出て宮崎駿もちらちく。
それが顕著にわかるのは8,9話目だが、ここに雑さが極まれリ。
クウミ=綾波レイが自分のクローンと立ち向かうシーンで、あれほど無償の愛で可愛がってたクウミをほっといて無言で立ち去る褐色の巨乳キャラ。なにこれ。この違和感。せめて声優さんの一言でもあればと思うのだが、いくらクウミから下がっていてと言われても心配してなにかするだろう。
このキャラクターの描き方の違和感。昨今のアニメで要所に出てくるのだけど、こんな些細なところに違和感を覚えて冷めていくのは自分だけなのだろうか…。
渋キャラのジイロもなんだか顔立ち幼く若返っていくし…。
予算が限られているから、時間がないからカットするというのはあると思うが、必要な演出や表現はきちんと示すべきだと思う。予算や時間の問題ではなく、制作陣が「えっ、なに言ってんの?」と気づいてないとしたら本当に残念。
絵は好き。世界観も好き。もったいない。
ゲームならまだいいのかな。自分で動かしてストーリー進めていたら3点(100点満点の70点ぐらい)だったと思う。
12話まで一応観ようと思っているので、最後まで観たらまた感想が変わるかもしれない。9話まで視聴し、いまはスコア2.5。
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