“何も捨てることが出来ない人は、何も変えることが出来ない”
10年間追いかけてきた「進撃の巨人」最終章は85分の拡大版で見事すぎるフィナーレです。
というか、何を書いても稚拙に感じてしまうほど、軽い放心状態で頭が回っておりません。けれどアニメならではの演出もさることながら、オリジナルのパートを加えた最終章圧巻です。
多分近年稀に見る最高の脚色かと。
決断を迫られるミカサが下した決断もツラさや苦しみがこっちにまで伝わるぐらいに迫真で、石川由依さんのお芝居はホントミカサそのもので、いや…ホントどこから語れば、説明すれば良いんだよ。
あとエレンのシーンの後にあの子に繋がる場面にはアルミンとは違った意図を感じて興味深いです。
というか、10年続いた名作の最終章をこんなレビューでまとめる気?と思うところはありますが、今はただ余韻に浸って、言葉を見つけていきたいです。
とにもかくにも名作に相応しいフィナーレで、改めてスタッフ・キャストの皆さん、ありがとうございました!
「心臓を捧げよ!」
をこれからも忘れません。