平家に拾われた、未来視の出来る少女
琵琶の眼で観た『平家物語』
「最終回のストーリーは
初めから決まっていたとしても
今だけはここにあるよ」
と言う主題歌の歌詞が、作品の全てを語っている様に思いました
源平合戦は、基本的に義経が主役で語られる事が多いので、どうしても平家側に悪役のイメージが付いてしまいがちですが
今作はソレを逆手に取って、平家の人々の日常を丁寧に描いていたので
本来盛り上がるイベントの筈の、壇ノ浦が完全に地獄絵図でした
源氏と平氏の、双方の良い面と悪い面をシッカリ描いていたので
色々と考えさせられました
今作を観てから、改めて現状の世界情勢を鑑みると
人間は1000年経った位じゃ何も変わらないんだなぁ
とかシミジミ思ってしまいました