このレビューはネタバレを含みます
孤独に耐えかねた魔王ヴァルヴァトスは、平凡な生活を求め、遠い未来の世界で普通の村人アード・メテオールに転生する。やがて15歳になったアードは、転生後の友人であるエルフの少女イリーナ・リッツ・ド・オールハイドとともに王都の魔法学園に入学する。
下等妙人による同名ライトノベルが原作。元魔王は平穏かつ平凡な人生を手にすることができるのか！？波乱に満ちた学園ヒロイックファンタジー。
元魔王が村人Aとして目立たず平凡な暮らしを望み、数千年後の現代に転生。魔法の力が弱まり、自身が使う魔法は全てロスト・マジックとなった世界。英雄夫妻の息子として生まれた彼は古代の圧倒的な力を前に一目置かれる存在に。そして、予期せぬ出会いで再び過去に舞い戻ってしまう。
序盤はよくある学園青春モノだったけど、過去編から急に面白くなった。過去に苦渋の決断を強いられ、自らの手で葬った親友リディアの運命を変えるべく、自身の身分を隠して奮闘。しかし、そこは過去の世界とは別次元のパラレルワールド。彼の真の敵は同じ境遇を辿り、与えられた運命に絶望した自分の分身…。
原作未読。村人Aに転生した元魔王のサクセスストーリー。肌の露出が多い萌え声の巨乳美少女達（エルフとサキュバス）が主人公にゾッコン。主人公は誰も眼中にないが、回を重ねるごとにハーレム化が進行。この手の作品のお決まりの苦手展開。でもパッケージの段階で予想できたから問題なし。絵は綺麗、話は普通、目新しさのない典型的な「なろう系」アニメ。子安武人と三宅健太の安心感。
