作品としての面白さは並でしたが、おっぱいが並々ならぬ非常に良かったですね。夜伽の描写が多めなので、全体的に作画の労を感じる出来。
異世界転移による生活は本作においては堅実な足取りに終始しており、獣人ロクサーヌとの情交と冒険の日々に大きく尺を割いているのは構成として思い切りが良くて嫌いではないです。
なので表題のハーレム要素を達成するべく終盤2話で矢継ぎ早に残りのヒロインを加入させる仕草はどうにも足早で、そうした構成上の不細工を晒すよりはロクサーヌとのエピソードに絞った方が全体的にまとまりのある作りに出来たのかなと思わなくはないです。
また全十二話において果たされるドラマは最小限なので物語としての厚みは無いに等しく、ヒロインの造形としては類型的の域を出ないロクサーヌと語り部のイチャイチャを楽しめるかが評価の分水量でしょうか。スケベに都合が良すぎるヒロインとの生活、最高ですね。
私は嫌いではないです。ロクサーヌのビジュアルが端的に可愛らしいのもポイントかと。
