ヒムロ

機動戦士ガンダム 水星の魔女のヒムロのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)
4.6
モビルスーツ産業最大手ベネリットグループの運営するアスティカシア高等専門学校に水星から一人の少女がパイロット科に転入してくる。
彼女の名前はスレッタ・マーキュリー。
21年前に起こった開発中のガンダムに搭載されたGANDフォーマットの安全性を巡って起きた「ヴァナディース事変」の生き残りであり、現在では開発を禁止されたGAND-ARMであるガンダム・エアリアルのパイロット。
決闘の勝敗が全てを決する学園でミオリネ・レンブラントと知り合い、彼女を助けたことによって、21年の空白を経て運命が動き出す。



Twitterなどで話題になっていたがその話題になりかたから「なんとなくこういうラストなんやろなぁ」と思いながら視聴開始。
結論から言うと予想してた通りのテイストだったが大好物なので大満足。
まだシーズン1ではあるがラストに向けての振り方が上手すぎる。
長編アニメとしてのラストへの伏線も散りばめつつ、きっちり13話としてパッケージングがされている。
こういう配信形態だと13話で一旦話が落ち着くパターンもあるが、今作は13話にピークを持って来てズドンと落とすから気持ちがいい。

キャラクターも学園物としての側面もありつつガンダムとしての人間の深さがあって誰もが魅力的。
今は大人は大人・子供は子供といった争いが多めだがここから交わっていくのにも期待したい。

期待と不安が入り混じる中4月を待つことになった。
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