「やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね」
何度見ても楽しめる作品。
1クールで面白いアニメといえばこれ。
多感な時期にまどマギを放送してたせいで僕の人生は狂った。まどマギのせいでMAD職人になったりとかした。当時はね〜「あまりにも龍騎っぽい」という理由で今作と仮面ライダーを掛け合わせるMADが山ほど作られてたのよ〜。そのうちの何本かは私が作りました。
普通に魔法少女の活躍を描くアニメなのかなと思ったら全然違った。徐々にハードに狂っていった。これがたまらないんですよね。悲しくも美しく、格好良い。
今作は軟派でカワイイ魔法少女モノではなく、少女たちの死に様を描くことで転じて"生き様"を語っていく話なんで。こういう言い方をすると北斗の拳みたいだな。
斜に構えた主人公まどか、愛に生きたさやかちゃん、頼れない先輩マミさん、人情派の杏子、苦労人ほむら。それぞれの絶望がしっかり描写され、1人また1人と消えていく最悪な展開。
10話のほむらちゃんが好きすぎる。ハードボイルド。カッコいい。まどか視点で見ると重すぎるけど…人知れず戦う修羅、みんな好きでしょう。
でもあの世界でたった1人誰に褒められるでもないのに正義の魔法少女やってて設定上強いけど浮かれて油断して死んだヒーロー・マミさんがなんだかんだ1番好きです。エレガントだし、おっぱいでかいし。