文豪ストレイドッグス 第5期のわさび醤油のネタバレレビュー・内容・結末

相変わらず面白くて、見出すと止まらなかったけど同じことの繰り返しですんごく疲れた。
ただでさえ前期からの続きなのに11話のほぼ10話ぐらいずっとおっさんのチートっぷりを見せつけられる。メイン人物から、みんなのために行動してくれるキャラも尽くおっさんの前では無力でしかもそのおっさんは一人なんか過去の孤独だか葛藤だかのアピールをしてきて、数回ならまだしも世界のためとしても結局は代わりに何かを犠牲にするなんて許されない世界の理の中でなんでそれに抵抗して正しい道を選ぼうとするキャラたちが何度も何度も敵味方探偵社問わずボコボコにされるのを見せつけられなきゃいけないのか。太宰は元からすごいってわかってるからすごい枠、フョードルもそれに対抗する脅威としてすごい枠、ただでさえすごい枠が牛耳ってるのに知らないおっさんまですごい枠ですっごく疲れた。女の子のくだりは良かったけど、こっちは王道で展開が読めてるのにまだおっさんがチートしてる。最後女の子が自ら落ちたところには感動したけど、芥川は何してたのか不明。ついでに敦も捕まって逃されて見るな！って言われて素直に下がってて何してたのか不明。芥川は唯一、太宰の言うことと敦との約束健気に守って、打ち合わせもなく考えを読み合って(それをおっさんが全部しつこく台無しにするけど)、逃がしてくれたところは安定というか成長というかなんか混ざり合って感動した。でもみんな吸血鬼にしてたし、最後予告みたいなのでしれっと共戦しててウケる。
乱歩と社長が好きだけど、別に何もなくただ「またこれか…」とおっさんのチート具合に辟易した。ギルド編ぐらいがテンポも美くて好きだった。
あと、異能力って最早何でもありなんだって少しショック。原作漫画一話を読んだときは、何となく異能力名となる作品が能力として生かされててすごくワクワクしたのに。今後も強いアピールしてくる(敦が勝てない…！とか思う)異能がバンバン出てきそう。