おもしろかった！

世界観が作り込まれてる
キャラクターがみんな立ってる
画、演出、音楽がかっこいい

そして、何より
テーマがシンプルでブレない。

説明があまりないまま進んでくが
ストーリーはシンプルだから、
設定をちゃんと理解してなくても
話にはついていける。

こんだけ入り組んだ世界観を
10話にまとめたのはすごい。
終わり方も潔い。

続きが観たい！

確かにこれは伝説になりますね。
このアニメも、主人公のデイビッドも。

『サイバーパンク2077』というポーランドのゲームの前日譚にあたるアニメ。私はゲームはやったことないし、どんな話しかも知らずにアニメを鑑賞。
でも面白かった。

ゲームは人体改造が一般化した2077年の世界。アニメはその前日譚だから2076年頃か？
主人公のデイビッドは、貧しい家庭で、頭は良いが、ひねくれ者。死んだ母が盗んでいたサイバーウェアをインストール（人体改造）し、エッジランナーズという犯罪集団に入る…という話し。

アニメの制作は日本だけど、ただ、日本のオリジナルアニメにはないタイプの映像や音楽が心地良い。

暴力と裸の多いアニメでもあります。
主人公たちの殺人シーン（それも、相手か悪人でないケースも含めて）が多いし、主人公側のエッジランナーズも次々に殺される。
それと特に後半は女性の裸のシーンが多すぎる。

=====各話の内容・感想・点数=====

#1　期待を背に　3.4点
近未来。お金がすべての世界。主人公はデイビッド。母子家庭で貧しい。貧しいけど上流階級の通う高校に通っている。
学校では浮いている。貧しくて安い格闘チップしか入れてないからケンカも弱い。
母の運転する車が交通事故に。救急隊が来るも、（貧しくて）救急隊と契約していない母は助けてくれない。その母は死亡。
母が隠し持っていた強くなるサイバーウェアを自身にインストールしようとするデイビッド。

#2　少年は何を思う　3.5点
サンデヴィスタンという最強のサイバーウェアをインストールするデイビッド。最強のサイバーウェアをインストールしても拒絶反応を示さない。←かなり特異な例らしい。
学校に行き、いじめた相手を殴ったあと、電車に乗ってたら、泥棒のルーシーに出会う。
ルーシーと仲良くなるも…

#3　裏稼業　3.5点
ルーシー経由でエッジランナーズのリーダーのメインと出会う。いろいろあるもデイビッドはエッジランナーズに入る。
最初の仕事はなんとかこなす。
メインは、ファラデーという男に雇われていた。

#4　ツキが回って　3.5点
この街を牛耳るアラサカ社の動きがなくて、エッジランナーズに仕事はこなくなる。
その間、メイン、ルーシー、レベッカたちがデイビッドを鍛える。
ある事故が起きて、デイビッドとルーシーが惹かれ合う。そして、ルーシーの夢である月に行くことをデイビッドが叶えてやると言う。

#5　刺さる目線　3.4点
ナイトシティを仕切るアラサカ社。その重役のタナカは、デイビッドの学校でいじめていた奴の父。
タナカはジミークロサキのつくっていたBD（犯罪のビデオ?）が好きだったことから、エッジランナーズはジミークロサキに接触する。
↑
ニュアンスが全然違う^^;

#6　炎に包まれて　3.5点
アラサカ社重役のタナカの誘拐には成功するも、エッジランナーズのリーダーのメインは、サイバーサイコシス（いろいろやりすぎて脳かおかしくなる）になってしまい、相棒のドリオとともに死亡。
作戦も失敗するがルーシーは何か情報を掴む。

#7　もっと強く　3.4点
デイビッドはメインの腕を自身に装着し、他もいろいろ改造していた。そして、デイビッドがエッジランナーズのリーダー格に。メインを越えるくらいのリーダーになると思われている。
ただ、ルーシーは自身の思いがあるのこエッジランナーズに参加せず、単独行動していた。

#8　いかないで　3.4点
メインに仕事を依頼していたファラデーも、デイビッドに仕事を依頼するようになる。殺人の仕事など卒なくこなす。
そのデイビッドも改造しすぎてサイバーサイコシスになりかかっていた。
ファラデーはデイビッドとは別にキーウィにも接触していた。

#9　人間らしさ　3.6点
ファラデーの裏切りによって、テストとして最強の装備をつけることになったデイビッド。
とりあえず、難を逃れ、ルーシーを救うためファラデーのところに行くことにする。

#10　私の月、私の恋　3.8点
主人公のデイビッドは伝説になる。

『自分は特別だと自覚した時、人は特別ではなくなる』

全てを失った少年が魔改造された傭兵として成り上がるサイバーパンクアニメ。濃い画と渋い行動で突き動かすストーリーに時間を忘れ、エッジを鋭くする回想が愛に集約するエディットにブチ抜かれる。切ないけど覇王が二十代になれる世界線は遊戯王だけなのだと思う。