ろいろい

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのろいろいのレビュー・感想・評価

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2002年製作のアニメ)
5.0
"僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ"

■作品について
第2話の「暴走の証明 TESTATION」が「平成14年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞」、そして『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ全体が「東京国際アニメフェア2003 公募・アニメ作品部門優秀作品賞」をそれぞれ受賞。
全米CATVの視聴率1位を記録するなど、海外でも人気が高い作品。

■感想
今まで見たアニメ作品で1番と言っても過言でない程に完成された作品。
この作品に出会ったのは高校時代、当時は鳥肌が立った。。💦

とにかく少佐、バトー、トグサ、課長、イシカワ、サイトー、パズ、ボーマと全員渋くて抜群にかっこいい!!

そして何といっても1話の入り方から最終話までの流れが綺麗。
1話完結のストーリーと「笑い男事件」のストーリーが巧みに絡められていて、見れば見る程引き込まれる。

バトルアクション、社会問題、そして身体論を含む哲学まで意識がいく作品。

名言も多い。そしてどれも深い。
・少佐「世の中に不満があるなら自分を変えろ!!。それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!。」
・課長「我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。」
・少佐とバト―「本当に観たい映画は、一人で見に行くことにしているの。じゃあ、それほど見たくない映画は?見ないわ」

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes…or shoud I ?
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