機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-の1の情報・感想・評価

エピソード01
大蛇はルウムに消えた
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あらすじ
宇宙世紀0079年。ジオン独立戦争初期、試験支援艦ヨーツンヘイムは試作兵器である艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」をサイド5宙域へと移送していた。後に“ルウム戦役”と呼ばれる一大艦隊戦に参加するためだ。本国から艦隊戦の雌雄を決する切り札と聞かされたヨルムンガンドは、連邦軍艦隊を殲滅せんと待ちつづける。
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宇宙世紀0079年。ジオン軍の技術中尉オリヴァー・マイは試験支援艦ヨーツンヘイムに搭乗していた。当艦は試作兵器の艦隊決戦砲ヨルムンガンドをサイド5宙域へと移送しており、来るルウム戦役での投入に向け着々と準備を続けていたのであった.... ジオン軍のコロニー落としブリティッシュ作戦が終わりいよいよ連邦とジオンの大規模な艦隊戦ルウム戦役が始まろうとする中、戦艦面においてフリゲート艦レベルのムサイが主力となるジオン軍はマゼラン級などに対して劣勢であったため、長距離射撃が可能な新兵器ヨルムンガンドを試験運用として実践投入する訳だが、展開に要する時間や人員や速攻性などの面において同時投入されていたモビルスーツのザクによる編隊と比べて格段に劣っており、ルウム戦役での1戦でその後使用されることは無かったという話。 モビルスーツが主力となっていくまでの兵器開発についての話。どう考えてもMSの方が効率いいよねっていうことがよく分かる話。現実のドイツが開発した列車砲が完成直後に航空機による迅速かつ確実な火力を見せられ登場と共に御役御免となった史実と合致していて面白い。ヨルムンガンドが列車砲ということはかなりのロマン砲として今後も扱っていけそう。
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直木谷ヒトシ

直木谷ヒトシ

このコメントはネタバレを含みます

人類初の宇宙艦隊戦に駆り出された試作艦隊決戦砲ヨルムンガンド 然してそれは、「人類最後の艦隊砲」でもあった ある意味ではソーラ・レイやコロニーレーザーのような超火力砲の先駆と言えないこともないヨルムンガンドだが、もはや観測の必要すらなく全てを焼く後輩たちと違い、ヨルムンガンドは観測を要する「艦隊砲」であった 時代に置いていかれた大砲屋の断末魔じみた一条の閃光は、悲しい
つやつや

つやつや

3.5/ヨルムンガンド。
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