このレビューはネタバレを含みます
バーを描く作品らしい落ち着いた良い雰囲気に、丁寧な描写と詩的な表現。
ストーリーは1話完結かつ悪い人が出てこなくて安心して観れる。今後も永遠に続けてほしいぐらい。
お酒の知識を沢山知れるし、どのカクテルも美味しそうだった。特に和三盆ジンフィズは実際に飲んでみたいし、色んなバーに行ってマティーニを飲みたいと思った。
5話の少し切ない雰囲気を最後に包み込む山崎の12年、11話で描かれた1日限りのバー風、12話で人の魂を救えた神のグラス。
バーでお酒を飲むことの良さが描かれていて沁みた。
「人はバーテンダーという職業を選ぶんじゃない、バーテンダーという生き方を選ぶ」