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618円(税込)〜 | なし | 10,000作品以上 | 可能 | 1端末 | - |
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Netflixで、『デリコズ・ナーサリー』は見放題配信中です。
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配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | なし 790円(税込)〜 1,980円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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790円(税込)〜 1,980円(税込) | なし | 15,000作品以上 | 可能 | 1端末〜4端末 | - |
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名門デリコ家の貴族であり、将来を嘱望されている《血盟議会》のエリート議員 、ダリ・デリコ。吸血種たちの最高統治機関である《血盟議会》からある任務を命じられるものの、ダリはにべもなく断ってしまう。業を煮やした同期議員であるゲルハルト、ディーノ、エンリケが説得に向かうと、そこには自ら幼子をあやすダリの姿が。一方巷では、吸血種を狙った謎の連続殺人事件が発生。その黒幕と思われる反社会組織《ペンデュラム》と、ダリの間には、なにやら過去の因縁があるようで……。 『血と誇りにかけて、任務と育児の両立──成し遂げてみせようではないか!』 吸血種の貴族たちによるノブレス・オブリージュ育児奮闘記。壮麗なゴシックワールド×誇りにかけたドタバタ育児は、果たして両立することができるのか!?
各地で発生している【吸血種連続殺人事件】。現場には、永遠の命を持つとされる原初の吸血種《TRUMP》を探していることを示すカードが残されていた。血盟議会の中でもTRUMPに関する情報保安組織《ヴラド機関》に所属する特級議員ダリ・デリコは事件の捜査を命じられるが、にべもなく断ってしまう。業を煮やした同期議員のゲルハルト、エンリケ、ディーノがダリの屋敷を訪れると、そこには自ら幼子をあやすダリの姿が……。
【吸血種連続殺人事件】の捜査任務を引き受ける条件として、捜査メンバーであるゲルハルト・フラ、エンリケ・ロルカ、ディーノ・クラシコの3名にも子連れ出勤を要求するダリ。デリコ邸の子供部屋に捜査本部を置き、ダリは捜査本部を《デリコズ・ナーサリー(デリコの託児所)》と名付ける。子育ては乳母に任せるものとしてきた吸血種の貴族である彼らは、はじめての子守りに戸惑いながら任務と育児の両立を試みる。
【吸血種連続殺人事件】には、原初の吸血種《TRUMP》を信仰する反社会組織《ペンデュラム》が関係していた。1年前、デリコ邸はペンデュラムによる奇襲を受け、ダリの妻・フリーダが亡くなっている。捜査の傍らで、育児を完璧に行おうと使用人の手を借りずに自ら子供たちの食事の支度も行うダリだったが、赤ん坊ウルの夜泣きによる寝不足で倒れてしまう。
吸血種は咬んだ者が咬まれた者の《イニシアチブ》を掌握することで、絶対的な主従関係を生み出すことができる。ペンデュラムのメンバーたちは、ヴラド機関の一員であるモーリスのイニシアチブを掌握し、内部情報を入手していた。一方、ダリの息子ラファエロは遅れてきた「イヤイヤ期」を迎えていた。ダリが弟のウルにばかりかまうため嫉妬し、「ウルなんか死んじゃえばいいんだ」と言ってしまい……。
次々とヴラド機関のメンバーを襲うペンデュラム。ダリはこの状況を利用して、ヴラド機関の長官ヨハネス・ヴラドを囮に敵をおびき出す策を練る。作戦に賛同するヨハネスだったが、退避命令に応じないヴラド機関のメンバーが一人いることを告げる。一方、乳母クララの屋敷へ避難した子供たちは「おうちに帰りたい」と大騒ぎ。そんな中、ひとり離れて読書をしていたディーノの息子テオドールに異変が……。
ディーノの息子テオドールがみていた幻覚は《繭期》の症状によるものだった。繭期は通常13歳から14歳頃の吸血種が発症し、幻覚、幻聴、妄想、嫉妬、激しい感情の起伏など著しい精神不安定に陥るため、管理と教育のために《クラン》へ収容される。まだ7歳になったばかりのテオドールにその症状が現れ戸惑うクララたち。一方、子供たちはウルを連れて屋敷を抜け出していた。
迷子になっていた子供たちを助け、彼らの目的地だったヨハネス邸まで送り届けたキキ。ラファエロがダリの息子であったと知ったキキは、ペンデュラムの仲間を連れて再びヨハネス邸を訪れ襲撃する。ダリ、ゲルハルト、エンリケ、ディーノが交戦するが、イニシアチブにより操られた血盟警察の部隊に阻まれ、子供たちとヨハネスをペンデュラムのメンバーたちに連れ去られてしまうのだった。
ダリはペンデュラムの包帯の男・ジュラスと交戦した際に隙間からみえた火傷の跡とダンピールの匂いから、彼がネブラ村の生き残りの《ダンピール》だと推察する。ダンピールは人間と吸血種の混ざり子であり、先天的な疾患を抱えて生まれ短命である。ネブラ村の住人はダンピールの集まりで、その多くが永遠の命を持つ伝説の吸血種《TRUMP》を信仰していた。ダリはジュラスの手がかりを追うため、もう一人のネブラ村の生き残りを訪ねる。
ネブラ村のもう一人の生き残りである萬里。彼はハンターである石舟に保護され暮らしていた。石舟はかつてギルトからの指令で、ジュラスや萬里が暮らしていたネブラ村に訪れたという。その際、御伽噺にしか存在しないはずの吸血種《TRUMP》が現れ、村人を皆殺しにしたと話す。ダリは萬里から、ジュラスは灰猫街にいるという情報を得る。一方、子供たちを人質に連れ去ったペンデュラムのメンバーは、子供たちに振り回されていた。
灰猫街でペンデュラムのアジトをみつけたダリたちは、子供たちとヨハネスの奪還に成功する。だが、ペンデュラムのメンバーであるカタリナが先まわりをし、子供たちから得た情報で乳母クララとダリの息子ウルを連れ去っていた。《TRUMP》が実在し、繭期の少年少女の学び舎であるクランに居ることを聞き出したペンデュラムは、クランの祭典《クランフェスト》に乗じた襲撃をもくろむ。
拘束したキキからジュラスの目的を聞き出したダリたちは、ペンデュラムが《TRUMP》の命を狙うならクランフェストに乗じるはずだと推測しクランへ向かう。TRUMPはその正体を隠し、クランでティーチャークラウスとして働いていた。クラウスと対峙したダリは、彼の絶望に影響され危うく命を落としかける。ダリの息子ウルの泣き声で我に返ったダリは一命を取り留め、その声を頼りに人質にとられていたウルたちを見つけ出すが……。
ダンピールであるジュラスの寿命は残り僅かであった。息も絶え絶えのジュラスは、ようやく《TRUMP》であるティーチャークラウスのもとへたどり着く。ジュラスはネブラ村を全滅させたTRUMPを憎み、ペンデュラムの一員へ加わり敵を討つ機会を狙っていた。不老不死の肉体は殺せずとも、心を殺すことはできる。ジュラスは自身の繭期の能力で、クラウスの心の中へ侵入する。
ペンデュラムによって引き起こされていた【吸血種連続殺人事件】は解決し、その捜査本部であった《デリコズ・ナーサリー》は解体された。この一件でラファエロは兄としての自覚が芽生え、亡き母・フリーダの墓前で、弟のウルを護る《守護者》になると誓う。ナーサリーがなくなるからといって、子育てが終わるわけではない。子育ては、子供たちが自立していくまで続いていく……。
©末満健一/デリコズ・ナーサリー製作委員会