これは〜もしかして、原作コミックとも話は違うアニメオリジナルのマルチバース展開って事なのかな？
近年、ゲームも発売されてなぜか今になってスコット・ピルグリムが盛んになってる感じでの待望のアニメ化！
原作を読んではいないから、判断しにくいのだが、とりあえず今作は原作の要素とエドガー・ライト監督が作った傑作映画版のMIXハイブリッド版とも言えるアニメ作品ですな。
ま〜全体的に物語やテンポなどが面白いかと言われたら、正直そこまで盛り上がりは無かったのが本音ではあるが、それでも良かったと思える所もある。
まず、声優に関しては映画版の方々が大集合してくれてるのは凄い！
マイケル・セラさん筆頭にメアリー・エリザベス・ウィンステッドさん、クリス・エヴァンスさん、ブリーラーソンさんなどなど豪華よ！
それが今作でも帰ってくるのは凄い！
Netflixさん頑張りましたね。
あと、劇中の楽曲も全てではないが映画版のを使用、または新たにカバーしてるのもあったりして、懐かしさと新鮮さがブレンドされてるのは良かったです。
アニメーションのクオリティーに関しては高くて、まさかの湯浅政明監督がいるサイエンスSARUが作ってるとは！
その時点で制作会社のチョイスにセンスがありますな。
原作者のブライアン・リー・オマリーさんやエドガー・ライトさんがしっかり制作に関わってるから、とことんこだわった感じなんでしょうね。
肝心の物語としては、今作はスコットが隼主役となり、ラモーナを主役にした事で、映画版でも描かれた、彼女の問題点がより明確に描かれたのはとても良かったと思います。
なにしろ全ての理由には彼女の過去が関わってますからね、そこに焦点を当てて原作(たぶん)と映画とは違う第3の物語にしたのは一応正解だったと思います。
ま〜2〜6話までが正直面白かったかと言われたら普通ですが…
やっぱり実写映画版のあの勢いが面白すぎたのかもしれませんね。
そうゆう意味では、改めてエドガーライト監督の凄さを再確認できてしまった作品とも言える。
