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ハズビン・ホテルへようこそのkのネタバレレビュー・内容・結末

ハズビン・ホテルへようこそ(2024年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

パイロット版でどハマりしてアニメ化を待ち3年強……ようやく見れた本編は期待を大きく上回っていてうまく言葉にできない。ダークでゴシックな世界観の構築とキャラデザが天才的、劇中歌のクオリティが高くて心が震える、脚本が素晴らしい……最高!!だけじゃ足りない。続きありきの終わり方だけど、どう考えても文句なしの★5なので5にします。S2だけと言わず永遠に続いて!!続きが配信されるまでこの8話を毎日エンドレスで流すことにする。素晴らしい原作にはお金を払いたい生き物だから、資料集などのグッズ展開求む!

地獄が舞台だから死後の世界ではあるけど人間が描かれている。地球と何ら変わりない。意見が合わない人たちと何度話をしても、結局話し合いではどうにもならない、守るためには戦うしかないという結論になるのリアリティがありすぎる。話せばわかる!なんてことはないんだよね。でも悲観することばっかりじゃなくて、確実に良い方向に向かってはいる。やっぱり善の部分や希望なんかを信じたい。そんな癒しと再生の話……。

「誰でも間違えるよ。まずはごめんなさいからはじめよう」とか「大切なあなたを守るためなら私はどんな過ちも犯す」とか「俺もお前も底辺、でもそんな自分でいいじゃあないか」とか……メッセージが優しいしわかるよ〜〜(涙)になって全話号泣してた。

字幕と吹替で見たけど両方おすすめ。字幕のほうが劇中歌が映える気がする。でも吹替の声優さんも本家にかなり声を寄せてるし歌唱パートもかなりいい。字幕だと下ネタがド直球な表現で書かれてるけど、吹替だとかなりマイルドな表現になってるから、下ネタが苦手な人は吹替がおすすめ。

ハズビンホテルが面白かった人は同じ製作陣の『ヘルヴァボス』も見てほしい。これは吹替ないんだけど有志の方々が字幕をつけてくれてる動画がYouTubeにある。これも地獄の話でハズビンホテルより過激な内容になってるけど面白い。
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