後回しにしていたこちらを一気見。
さすが京アニクオリティで、全編沁みる内容で暖かい眼差しが素敵な作品。
戦争により兵器として扱われた戦闘員だった、感情を持たない少女が、愛を知っていく物語。戦争が終わったあと、代筆屋(自動手記人形)として、人から人への思いを言葉にして届ける仕事と向き合う。そのプロセスを通して、人間の心、愛(愛してる)について学んでいくのだが、ヴァイオレットの感情が徐々に解き放たれていき、他人に共感していく姿に胸を打たれる。言えなかったことを形にすることの大切さ、ヴァイオレットの成長とともに深まっていく感じ。
10話がとてもよかった。