このレビューはネタバレを含みます
全13話。
異土（ｲﾄﾞ）へ至る井戸（ｲﾄﾞ）の中で衝動（ｲﾄﾞ）を抱いた彼ら（ｲﾄﾞ）に遇う、ということ……。
深層心理「イド」を覗く名探偵ズが連続殺人事件の謎を探る話。
設定や世界観は好みなんだけど、登場人物の多さと出てくる名前の難解さで理解に時間を要するのが残念ポイントかな〜と思った。
例えば主人公なんだけど、cv津田健次郎＝サカイドっていう分かりやすい呼び名が早々に定着しちゃうせいで、後に判明する鳴瓢っていう本名がパッと認識できなくなるように思う。
ので、セリフで「ﾅﾘﾋｻｺﾞが〜」って言われるたびに「ﾅﾘﾋｻｺﾞ……？ああサカイドか」みたいな思考のラグが生まれちゃって、世界にのめり込みにくくなるのではないかな。まあわたしが2倍速で観てるからってのが大きいと思うけども……。
3探偵のキャラはよかった！善人にも悪人にも振り切れてないところが人間臭くて好き。サカイド、正義感強そうな顔してカエルちゃんのために殺人鬼未満の人殺しちゃってるよな〜っていう狂気具合、たまらなかったですね。
アナイドは見終わったあとにジワジワ「もしかしてバブちゃんなのでは…？」となってる。数唱障害でｳｰﾝド頭ぶち抜いちゃお😫💦ってなるの安直すぎて赤ちゃんじゃん？33歳だけど…。ヒジリイドとカップリング成立しそうでしないところも推せる。涙1粒と同等の価値しか遺せなかった男……🥲
局長の目的がイマイチ納得出来なかったんだけど、結局
神になりたい→神といえば7だ！→殺人鬼7体生み出しちゃお！
っていう動機…ってコト？！
個人的にはラスボスなんだからもっと大きな目的を持ってもらいたかったっていうか…日本の治安を守るためにミヅハノメを恒久のものに！カエルちゃんをそのままにしておくと老いちゃうので脳みそ取り出します！までやってほしかった。それなんてPSYCHO-PASS？
