四月は君の嘘の2の情報・感想・評価

エピソード02
#2 友人A
拍手:21回
あらすじ
有馬公生たちを連れて、宮園かをりはコンサートホールへ向かう。そこではヴァイオリン部門のコンクールが行われていた。懐かしい匂いがするホールの空気を味わう公生。天才ピアニストと呼ばれていた公生のことに気づく観客も会場には多くいた。コンクールがはじまり、会場には緊張感が張りつめる。そして4番目にかをりの出番がやってきた。彼女が弾く『クロイツェル』は、ほかの出場者の演奏とは全く違うものだった。楽譜の指示に従わず、曲を自分のものにしてしまう。その彼女の姿は美しかった。演奏を終えたかをりは渡亮太のもとへ駆けていく。その光景はまるで映画のワンシーン。ヒーローとヒロインのラブシーンを横で見つめる、公生はさながら「友人A」の役を務めているような気分を味わうのだった。
コメント6件
いっけー

いっけー

・賞レース用の音楽と自分の伝えたい音楽の対比みたいな ・「君」「友人A」名前では呼んでくれない ・嘘から始まってんだ
平田一

平田一

公生に黙っているしかなかった椿の心境がヒシヒシと伝わって、既に切ないんだよな…この時からとっくに違っていたのがこっちは分かるから… 「緊張しちゃうな…」って言ったかをりの言葉もそうなんだけど、ニ度目だからその理由も察して胸が苦しくなる…バイオリンを弾いている時は輝いていたから… 2話の時点で陽と陰が交錯するお話で、何か冷たくなっていくものもあるのが恐るべし… このアニメのオアシスって渡くんだと思うな。
あー

あー

2023/12/21
ウシュアイア

ウシュアイア

もう一度聴きたいけど聴きたくない もう一度会いたいけど会いたくない こういう気持ちをなんと言ったかな。 こういうストーレートな表現って大人になると出てこなくなるよな〜。 音楽に挫折した主人公・公平がかをりとの恋によって立ち直っていく話か。
いいね!11件
しゅん

しゅん

幼馴染の椿が公正が音楽をまたして欲しいと言う思いが伝わってきた。主人公が演奏者を応援しているのに音楽を辞めきれないでいるのを改めて表していた。曲を自分のものにしている、かをりが主人公と性格も演奏も対照的で面白い。公正がもう一度会いたいけど会いたくないと言うところが詩的でいい。渡の「恋をしている、そのこがかがやくんだよ」と言うセリフが好きです。公正が渡に対してコンプレックスを感じてる描写が多く渡に憧れを抱いていると感じた。
黄金の微睡

黄金の微睡

彼女の音楽は何処までも『自由』だった。 かをりのバイオリン演奏を聴く公正、その天衣無縫、天真爛漫、自由気儘な演奏を聴き、錆びついた心が熱を帯びていく。
いいね!2件