このレビューはネタバレを含みます
劇場版を先に観てしまいまして
あとからテレビシリーズを見ました。
筧亜美さんが好き。
シャラポワさんの謎は解けないんですね。
総集編＋αであった劇場版を観たときに感じた印象と
テレビシリーズ版を見たときの印象が微妙に違う。
劇場版は姫ちゃんの視点のイメージが強く
TV版はお父さんの視点のイメージが強い。
総集編という流れ上、必然ではありますが。
劇場版を観たときに
鈴木英人さんのイラストが似合うと思ったら
意識して作られていたらしい。
なるほど。
劇場版が初見だったので
おおかたの主要キャラは理解していましたが
千田奈留さんの存在があそこまで絡んでるとは驚き。
劇場版には取材記者としてしか出てませんよね？
原作未読故に、その原因にも絡んでいるのを
wiki読んで初めて知った。
なんとも切ない。
ロク関連のエピソードやお誕生日会など
劇場版のみでは知れなかったことが当然あり
ちゃんとTV版見て良かったと思いました。
しかし、流れとオチを知っているからか
姫10歳の中に差し込まれる不穏な姫18歳の展開が
結構なプレッシャーに。
見る側のテンションとしても
原作未読の自分がTV版から入っていたら
あの不穏な展開と姫18歳の暗めの表情が
気になって仕方がなかったと思います。
10歳編の笑いの展開が好きだからこそ
徐々に明かされていく18歳編が心苦しい。
千田奈留さんが悪いわけでは無いが
ギャグ展開とのギャップに戸惑う。
非常に真面目なお父さん。
何事にも真摯に向き合い対応しているからこその
娘との距離感。
几帳面さ故に考えすぎて
抱え込みすぎな所もありますが
周りの人たちも協力してくれるので
円満にやっていけていた。
料理教室の先生やお花屋さん
一子先生だって、
多少の勘違いは経ているが
そういう部分に惚れたのではないかな。
その性格が
一部のネットの声に支配されて
漫画を描くのをやめてしまう引き金に。
そこに急激に感じるリアルさ。
ラストはハッピーエンド的な展開で
心が穏やかになりました。
ヒット作描けるかは謎ですが
モチベーションがあれば
なんとかなるかな？
