みつ

トドメの接吻のみつのレビュー・感想・評価

トドメの接吻(2018年製作のドラマ)
3.9
2018年1月7日〜3月11日放送
日本テレビ系日曜22時半枠

ホストクラブ ナルキッソスの人気ナンバーワンホストの堂島旺太郎は、お金のためならどんな手だって使うクズ男。愛なんてお金を得るための手段にすぎない。
ある日、旺太郎は、ホストクラブにやってきた資産100億の並木グループの社長令嬢・美尊に狙いを定め、手に入れようと画策する。そんな中、突如現れたサンタクロースの格好をした女に追いかけられ、突然キスをされて殺される。
キス女に殺されたかに思えたが、実は旺太郎は7日前に戻っていてーー

そんなとこから繰り広げられるラブサスペンス。


原作なしの完全オリジナル。

山﨑賢人さん、新田真剣佑さん、菅田将暉さん、志尊淳さん、宮沢氷魚さん、佐野勇斗さん……と、今をときめく若手イケメンパラダイス。観ないわけにはいかないでしょ!と2018年一発目の連ドラ鑑賞。

日曜日22時半スタートというのが私のライフスタイル的にリアルタイムで観るにはちょうどよく、毎話欠かさず鑑賞。本作に合わせて私の日曜日の時間がまわっていました。

メインキャラみんなの個性が強い。

旺太郎のクズさはなんやかんやで許せたのはイケメンだから……??笑。

第1話で白王子と言っても過言ではないほどの優しい微笑みを見せていた尊氏は、どんどん予想外の方向へ進んでいく。

サンタの格好に真っ赤なリップに歪な微笑みを浮かべていたキス女・宰子がいつの間にか愛おしくてたまらなくなって、何度も彼女の言葉に心震わされる。

ホームレス役の菅田将暉さんの初回から漂うキーパーソン感がハンパない。
歌う主題歌も素晴らしい。

キスだらけなのにそのキスになんら嫌悪感を抱くことない不思議。続きを観るためのスイッチにすぎなくなっていく。

一人にスポットを当てて全話観ると、どのキャラクターもタイムリープするごとに性格も運命も変わっていることがよくわかる。その変化を楽しめる。

片思いの痛さを、相手の幸せだけを願う切なさを
、戻せない過去のある虚しさを痛感する物語。

まさにラブはサスペンスだった。


好きな台詞
「過去はダメでも未来は変えられるかもしれない」(このシーンの一連の台詞)(第5話)

好きな回
第1話(というか第1話から観るべし)

目の保養度★★★★★ 5
純愛度★★★★☆ 4.5
とらわれ度★★★☆☆ 3.5
続きが気になる度★★★★★ 4.8
サスペンス度★★★★☆ 4
感情移入度★★★☆☆ 3
観る前の予想裏切り度★★★★★ 5
最終回の納得度★★★☆☆ 3.8 (hulu版最終話が本当の最終回なら★★★★☆ 4.2)
ある意味ホラー度★★★★☆ 4.2
多分結構クズ度 ★★★★☆ 4
キスしたくなる度★★★★☆ 4.5
宰子になりたい度★★★☆☆ 3.6
美尊になりたい度★★★☆☆ 3.8
尊氏に愛されたい度★★★★☆ 4.5
皆の幸せを願わずにはいられない度★★★★★ 5


ちょっとFilmarksのドラマの方に書くの初で気合い入れて書きすぎたので、次回からは少し抑えます笑
みつ

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